地元の喫茶店は、足を運んだのは4軒です。
だいたい毎回行く『ちろる』。
外が極寒なので、喫茶店では「とにかく暖まりたい!」という気持ちになる。窓から中が見えるとほっとする。そして入ると、いつも同じ席に座ってしまう。
『ささき』
「coffee」の部分がかわいい、豊岡の喫茶店。以前ここのすぐそばのコンビニでバイトしていたけど、当時から変わらない。初入店。
ゲーム台のテーブル席に座る。店内は喫煙者がたくさんで、匂いは店内に染み付いている。途中で入ってきたおじさんが、「バタートーストあるかい」と注文している。皆さん一人で、静かだ。なんとものんびり、おっとりとしたムードです。
写真は撮ってないけど、メニュウには「なべやき」もあった。
…そう、北海道の純喫茶あるあるなのですが、高確率で「鍋焼きうどん」がメニューにあります。稚内の「挽香」も、小樽の各喫茶店も。
寒さを芯から温めたい、と速急に考える際に、「鍋焼きうどん」って必然のメニューなんだろうと思う。
紅茶を頼んだら、一緒についてきた食べ物のボリュームがすごかった。カステラと、パンの耳を揚げたもの?。おいしい。
ご夫婦はお二人とも明るくて素敵だった。私は、あまりのお菓子のボリュームに、食べてる途中でむせました。
そうしたら帰りがけに奥さんが「いっぱい咳していたけど大丈夫かい?」と声をかけてくださった。そしてご主人さんに「ほら、飴たくさんあったから渡してあげなさい」と声をかける。
私はいいですいいですと言っていたがご主人はレトロな缶にたくさん入った飴(や、ラムネ菓子など?)から、飴をたくさんくださった。
「こんなにすみません」というと「いいからいいから」とご主人がニコニコしておっしゃるので、嬉しくなってしまった。
缶の中には色とりどりな飴があったけど、なぜかオレンジ系ばかりをご主人がチョイスしてくれたのも、不思議だけどちょっと嬉しかった。
これで400円足らず。ずーっとこのお店が、変わらずここで続いていることがわかった気がした。純喫茶ならではの満たされる気持ちが、確かにあります。
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
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