てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、いろんな日々。このたびブログタイトルを「マーブルマーブル」より「てんとてん」に変更しました。

北海道の喫茶巡り・小樽『光』、旭川『ロロ』『ルル』『ブレンド』『笛園』


訪れた喫茶のことをまとめます。念願の【光】

ちなみに母は20代後半の新婚時代に小樽に住んでいて、光もよく来ていたもよう。当時のすばらしさを切々と語っていた…(わからないので想像できませんが…)。70年代のファッションに身を包んだ当時の母の写真はなかなかお洒落で、その格好で光で過ごす姿はちょっと見てみたかったな。。
そしてそして、あやっちに教えてもらって、ちゃんと化粧室に足を運べたのもよかった! 扉を開けると、まさかの別世界が広がっているんです! ため息が…。

珈琲を頼むとついてくるカステラが有名な光。マッチもいくつかいただきました。

テーブル上の星座占い器は、白×黒ではなく、ぽってりとしたクリーム色でした! 店内の写真撮影が禁止なため、なにも残せていませんが、そのぶんより記憶に深く留めておこうという気持ちにも。


旭川でも、もちろんいろいろ行きました。

街なかにあり、いつか入ろうと思っていた“ロロ”。

看板の感じから、新しいのか古いのかよくわからないお店だなーと思っていたけど、地元に詳しい方にかなり昔からあって、ずっと変わらないホットドックがおいしいって教えてもらったのでした。


店頭でできたてホットドックをテイクアウトすることもできるし、店内でイートインもできる。オレンジの傘がかわいいライトの下で待ちます!

すぐ来ました! おいしい。。。話に聞いてましたが、マヨネーズとなにかを混ぜた、ほの甘いソースがすっごくおいしいのでした! レモンソーダと一緒にいただきました。コッペパンのほんのり焦げた部分のパリパリ感もうまいー。
グリーンのカーテンもまた、かわいかった。。。

こじんまりとした店内は、磨りガラスやパリっとした黒皮ソファーなど、どれもさりげないけどかわいくて、居心地もよくて、すっかりお気に入りになりました。なによりホットドックがクセになりそう。なにげに種類が多く(20種くらいあったような…)、また違う味も食べてみたいなあ。



そしてこちらも、前々から気になっていた“ルル”。なんといっても店頭の看板がすてき。山の絵は、大雪山なのだろう。。。

常連さんでいっぱいだったらどうしようと、今まで入店をためらっていたのだけど、ちょうど誰もいなくてのんびりしました。



そしてそして、帰るたびに足を運んでしまう「ちろる」、今回も2度も行ってしまいました。

(後日補足:以前のちろるの写真が出てきました! 看板が一新されてる。。)

オーナーさんが代わり、リニューアル後のちろるは、チッキン周りなどがややカフェ風にもなりましたが、それでもちゃんと受け継がれたことにはホッとするのでした。

ただの偶然なのだけど、“ロロ”に行き、“ルル”に行き、最後に“ちろる”に来るという流れになっていることに気づき、ひそかに胸が熱くなっていました。



ふたつの喫茶店が向かい合う通り道。

今回は“ブレンド”に。額装された写真がいっぱいのお店。こうしてみると、ギャラリー併設喫茶店が多いんだな。。(北国の風景写真が多い。)アップルティーにはカットされた林檎がゴロゴロ。



仏蘭西亭のあと、かき氷を食べに立ち寄った“笛園”。

笛園の文字がどちらも素敵!
妊婦さんで、もうすぐ出産という幼なじみの友人といろいろ話す。(この日の5日後が出産予定日というすごいタイミング!)大きなお腹を触らせてもらった! 大事な幼なじみです。無事に出産できますように!



豊岡の方面にある喫茶店。2〜3度目の来店です。店内は広々としていて落ち着きます。そういえば、北国って煉瓦の建物が多いなあ。サッポロビール園しかり、赤レンガ道庁しかり。防寒でき、雪景色ともきれいにマッチし、暖かみのある印象だからですかね(あくまで個人の予想です)。

旭川は、街中のマクドナルドも煉瓦だったりして、ちょっとかっこいいです。



なかなか入る勇気がなく、今回思いきって行ってみたら既に営業時間が終了していた喫茶店。予定よりも早々と店じまいしてしまうところは多いようで、ここ以外にもいくつかありました。チェーン店に押され、個人で経営されている喫茶店に足を運ぶ方はやはりどんどん減って来ているようでしたが、旭川のようなドーナツ化が進む街ではその風潮がより顕著に感じ、とても寂しくなりました。逆に、残っているお店ってすごい!
今度は早めの時間に、またたくさん巡ろう!




駆け足でしたが、そんな、今回の喫茶記録でした。帰省日記はあと1日続きます。