てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

フェアトレード

世界から貧しさをなくす30の方法

世界から貧しさをなくす30の方法

こういう言葉を最近はじめて知った。途上国の労働者たちから中間取引を行わず、直接、適正価格で輸入をおこなう行動。そうすることで収入源がきわめて少ない途上国の労働者の生活を少しでも楽にしようとする行い(違っていたらすみません)。例えば、ガーナのチョコレートとか。カカオの原産地であるこの国では、ものすごい数のこどもが過酷な労働環境のもとに働いています。現在、明治だとかロッテだとか、日本のチョコレート業界でも、こういった制度のもと商品をつくっていくことに目を向けているらしい。そんな情報を読み取る事ができる本を今読んでいて、とっても興味深い。。
この本曰く、フェアトレードという認識がもっと広まって、「フェアトレードされた商品しか買わない!」という消費者の声が増えたら、その商品が売れるという認識のもと、日本の流通も少しずつ変わっていくのではということだった。ちいさな一歩から。というかんじだ。
コーヒー豆の消費量の莫大の多さ。紙の消費量が、日本は世界でダントツ一位だということ。紙は、仕事柄よーーく使うので、胸が痛い。。コーヒーも、よく飲む。。。今は「世界がそうであること」くらいしか知らないけれど、ここからもうちょっと、国の解決策の現状だとかを、知っていけたらな。そういえばこの間、MUJIフェアトレードマークの紅茶を買いましたよ。とりあえずこのくらいからしかできないけれど。しかし商品ひとつひとつが、どういった経緯でこの商品は売られているのか?が、よくわかるようになれば、大勢のひとの意識って変わるんじゃないだろうか。
日本の輸入量が莫大であることはけっこう知られているけど、生産ルートって知ったこっちゃないし、途上国で、まさかそんな過酷な生活をさせているとは、みんな知らないだけなのでは。もう、なにより今回は、無知である恐ろしさを知りましたよ。。
写真。そんなことを考えさせられた「世界から貧しさをなくす30の方法」。