マーブルマーブル

イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)

北斗星の前の日、ヌマ伯父さんのこと。

明日から北斗星に乗って、北海道です。
札幌で降り、母と待ち合わせ。喫茶巡りをして、旭川へ。


さて、そんな前日に私は沼田元氣さんのことを書きます。
この間のレモン糖さんのブログのことを書いた日にも触れたけれど、カフェトレーティングカードの存在をレモン糖さんのブログを通じて思い出し、自分の手元にあるヌマ伯父さんグッズを引っぱり出したくなってしまったのでした。
私が最初に沼田元氣さんを知ったのはこの本です。
【旅する少女の憩】


ある女の子がロマンスカーに1人で乗り、旅をしながら少女である自分の内側に触れて行く、叙情のあるストーリーフォトブック。
20歳くらいの時に、札幌のpivot(懐かしい!)で、るみっちが発見した本です。女子の心をわしづかみにする、いやむしろ女子より女子の気持ちがわかるような、このすごいセンスの持ち主の伯父さまは誰なのだ!?とびっくりしてしまいました。



それから東京に住み、私は沼田元氣さんの活動をいろいろ追っかけるように。
ヌマ伯父さんのトークショー(&ちょっとのパフォーマンス付き♪)も兼ねた、フランス映画「ぼくの伯父さんの休暇」のレイトショーを観に行ったり(ポスターかわいいねえ)。。ジャック・タチのようないでたちをした伯父さまがまたお洒落で素敵でした。

また、鎌倉のディモンシュにも何度か足を運ぶようになり、そこで札幌のカフェトレーディングカードを買ったりしました。ディモンシュの2号店「dois」でもいろいろお買い物したなあ。

私は「喫茶大好き」に目覚めたのは札幌に住んでいるときだったので、カードを見て「おお、だいたい行ったなあ…嬉しいなあ」なんて悦に入っていたんだけど、いくつか未踏のお店もあり…。今回、そんなお店にも足を運びたいな。というのが札幌に行く目的だったりします。


また、当時「東京人」という雑誌でも、沼田元氣さんの写真が表紙になったり沼田さんが選ぶ喫茶の特集が多くのページで組まれたりと、見ていて楽しいものだったんですよね。
カード付き&カヒミさんとはなちゃんの対談の号は、大事に何度も読み返しました。

そのときのことは、数日前にちょっと書きました。
http://d.hatena.ne.jp/tellacoli/20120409
カードもかわいくて(右のが、雑誌の付録だった気がします)。



展示などにも足を運んでいたせいか、その頃は沼田さんからさまざまなイベントなどのお知らせのお便りが家に届いていました。

この、ヌマ伯父さんの形のカードは裏を見ると切手を貼って郵送できるようになっていたり、そんな細かなことがいちいちツボで、封を開けるのが楽しくて仕方ありませんでした。

マークやロゴも大変お洒落で、デザインも凝っている。。。

ミニカードは部屋にずーっと飾っていて黄色くなってしまった。


沼田元氣さんの書籍はたくさんありますが、本の装丁も美しいです。カバーを取った時が、またカッコいい。今も時々、カバーを外した状態で持ち歩きます。
【ぼくの伯父さんの東京案内】【東京喫茶店案内】

私が一番読んだのは、この「ぼくの伯父さんの東京案内」かなあ。


「生活の童話」
「だれにも迷惑かけずにわがままに生きるには」
「中年という時間の伯父さん的生き方入門書」。。。
(全部カバーに書いてあります)


ヌマ伯父さんの自伝的な要素も含んだもので、文を読み込めて、なおかつ自由で力の抜けるような気持ちにさせてくれる、読んでいてとても楽しい本だったのです。
私は当時一応最先端のデザインをがっつり学ぶ身で、こんなに「現代のもの、最新のものに気持ちが向かない。レトロ最高」な感覚を味わうと、学んでいることと逆のような気がしちゃってモヤモヤしてました。
それくらい、こんな世界観を徹底できる沼田さんて…凄い……と、圧倒されていたのです。


今は当時より少し大人になりました。
そうすると、「現代のもの、最新のものに気持ちが向かない。レトロ最高」な感覚に近づく余裕が再び出てきたのです。
そんな大人の余裕を感じる自分の心に、少し嬉しく思ったりしているのでした(その辺り、手放しで『古いものにだけ』飛び込んではいけない気がして、個人的にはもやもやしているのも、事実)。。。


そうそう、沼田元氣さんと言えば、「純喫茶コレクション」さんの書籍の装丁もされています(サイトのファンで、ご本人ともメール等で連絡させていただいてます★)。
外に持ち歩きたくなる本が、また1冊、手元に増えました。

(縞模様と、この「憩」を表すような温泉マークが素敵。。。本の帯は取って持ち歩く派です)


さて、明日の夜にいよいよ上野発の夜行列車が出発です。
カードも密かに持ち歩きます。あっ、あと、レモン糖さんにいただいた、マッチ収集用のプラケースも!
では。