てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

静岡県伊東市の喫茶巡り『バブルガム』『わかば』『クーペ』

あんまり長くなっちゃったので、2日に分けてまとめることにしました。こちらは伊東温泉旅行、旅館にチェックインから2日目です。


バブルガム


…この地点で喫茶店に行き過ぎなのですが、旅館に向かう途中、どうしても入りたくなってしまうような看板を見つけて、またまた入りたい衝動に…!!!! さすがに夫に付き合ってもらい過ぎなので、先に旅館に向かってもらい、ちょっとだけ立ち寄りました。駆け足のときは、たいていアイスティーをオーダーします。

思いがけずマッチもあり、看板の絵と同じで、嬉しくなった瞬間。旅館へ急ごう!


旅館へ

旅館【かめや楽寛】。純和風のいわゆる「温泉旅館」。屋上の貸切露天温泉と、おいしい地物料理が名物のようです。さっそく温泉に入り、テレ東の旅番組を見ながら夕食を食べていたら、なんといま自分達が泊まっている旅館が紹介されるというミラクルに出くわす!!! 私たちよりも半額くらい安い宿泊プランがテレビで紹介されているのを「あらあら〜」と眺める私たち。びっくりしました☆


ひっそりとしたゲームセンターは、昭和の香りむんむん!! しょぼさがイメージ通りで、逆に嬉しくなる。

卓球があったらやりたかったけど、ないのでモグラたたきをやりました。

マッチをいただきチェックアウト。


わかばのソフトクリーム



江戸屋にならび、堂々の「食べログ・伊東グルメベスト5」にランキングされている「わかば」。名物のソフトクリームを食べに行きました。



ソフトクリームあんみつをオーダーしました。白蜜もオリジナル。ここはマヨネーズも自家製のようで、メニューがしっかりしている。そしてすごく美味しかった!!!


お土産♪ ここのマッチは既になくなったそうですが、「以前のデザインのものがあったはず…」と、こちらを差し出していただいたのです。貴重なものをありがとうございます!! 裏面は前にあった支店だそうで、これで「田門」と読ませる、お洒落なデザイン。いま有名な建築家さんが内装も含めデザインされたとのことでしたが、肝心の名前を忘れると言う失態。私、なぐっていいです。


城ヶ崎海岸
さて、2日目はレンタカーで、より遠くまで足を運ぶことに! 城ヶ崎海岸というところの、崖を観に行く。

思ったよりもすごい崖。いくつもあって、黒々した岩はするどくごつごつしていて、迫力あり!! 火サスの世界が目の前に。

崖の端っこに近づく観光客たちを見つめる夫。私たちは船越スタイルや片平スタイル(なにそれ?)で写真を撮ったりしてふざける。


吊り橋があり、渡った。揺れた。下は崖。怖かった…。

眼下にはきれいな濃い青が広がる。海はすごく美しかった。


大室山

伊豆高原までやってきました。伊東からも伊豆からもアクセスしやすい、観光客の多いエリアです。大室山のリフトに乗ってみる。けっこう怖いのです。そして寒かったです。

借り物画像。こんな山です。すり鉢のような窪みの周りを散歩できます。坂がちょっときついです。

頂上にあった看板に脱力。「オームロくん」。…なんで黒いの? 山、緑じゃん!緑できれいじゃん!

下ります。天気がよければ富士山も見えるそうです。…ああ、こういうのに乗ると、観光レジャー気分がムンムン漂います。楽しかった〜。


HAPPAYAのガレット
伊豆高原の奥に一軒家があり、スローライフなムードいっぱいのガレットのお店でランチをいただくことに。

すごくおいしかったし、コスパもよかった。今まで魚ばかりだったので、気分が変わったのもよかった。


ガーデンもあり、全体的にとってもかわいかったです。


川奈ホテル

帰り際、川奈ホテルが近いなあと思い、立ち寄ってみました。ゴルフをする方々が泊まる、リゾートホテルなのですが、確かここのマッチがかっこよかったのです。ホテルの方に丁寧に対応していただいた。恐れ入ります…。
ちょっとのぞいたホテルの内装はかっこよく、後で調べたら、マッチともども繁岡ケンイチさんのデザインとのこと。
http://www.shigeokakenichi.com/kawanahoteltagmatch.html
マッチ以外の風呂敷や広告、銀製絵皿などのデザインも美しく、しばしこのサイトに見惚れました。実際に泊まれたら、なんて素敵だろう…。
http://www.shigeokakenichi.com/kawanaichran.html


クーペ
それから海沿いをドライブ(…と言いつつ海ドライブはほんのいっしゅんで、伊東は細い道の上り下り、うねうね、鋭角の曲がり道などが多かった。夫よ、運転おつかれさま)。伊東に戻り、その途中で【クーペ】という喫茶店の看板に惹かれ入店する。

ハトヤホテルのそばです。



ここはカーテンもぽってりした黄色とオレンジの中間色、それにかすみ草、茶系の内装、やわらかい光などで、全体的にとっても優しいセピア色の世界が広がっていました。
並べている雑貨もかわいく、たちまち恋にでも落ちるような感覚に。




マッチがまた、かわいいのです。「クーペ」とは、車のことだったんですね。ちなみにマッチ、「もう無いかもしれないけど、探してみますね」と言ってくださり、時間をかけて探してくれたのです。今回、そんなことがとても多かった…。ほんとに嬉しかったです。

レジスターがすごくレトロでした。レジ奥の器具も年代物だし、なんといってもそれらにドライフラワーの雰囲気がぴったりでした。


ということで、今回たくさんの喫茶店に行きましたが、私のナンバーワンは「クーペ」さんでした。


こんなところで、レンタカーを返却し、最後にふたたび地物の魚を食べて乾杯☆
お土産もいろいろと買い込み、ふたたび踊子号へと乗り込んだのでした。。。。