てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、いろんな日々。このたびブログタイトルを「マーブルマーブル」より「てんとてん」に変更しました。

北海道旭川市の喫茶巡り『アラジン』『アラビゴ買物公園店』『アラビゴ東4条店』『ブラジル』『宮越屋珈琲店』『ちろる』『ギャラリーカフェzen』

以前、帰省した時に集中的にさまざまな喫茶店に足を運んでいて、今回は雪で足元が悪くなった事もあり、なかなかスムーズに喫茶行脚はできませんでした。
それでも、買物公園(街の中心部)では数時間に4軒ほどまわったり、自分なりにぽつぽつ訪れては楽しんできました。



「アラジン」さんはずいぶん昔から神居にありましたが、今回訪れると開店10周年とのことでした。店名は変わらずオーナーさんが変わるというスタイルのお店、最近ずいぶん増えたなあと思います。マッチももしかするとリニューアル後のものかも知れません。



買物公園の「アラビゴ」さんも、以前はおじさまだった気がするけれど、今は女性の方がいらして、内装もぐっと変わり、クラフトやファンシーなものがたくさん置かれていました。店内が終日禁煙に変わっていました。店頭の赤いサインが好きです。



しかし東4条店の「アラビゴ」さんは、比較的今まで通りの雰囲気と言うか、サラリーマンのおさぼり場所、というムードそのままでした。マッチもたくさん置いてありました。神居のアラジンさん、東4条店のアラビゴさんどちらも、ランチメニューがめちゃめちゃ充実していました。

マンガたくさん! 北海道の冬はほんとに寒いので、喫茶店に入ってお店が暖かいと、ほんとにホッとします。



この2枚、分かりにくいですが路地の中で向かい同士にある喫茶店で、「ブラジル」「ブレンド」と言います。それくらいひしめき合っていたのに、随分喫茶店は減ったなあ。。。かといって、さほど街中にチェーン店が増えたわけでもないので、やっぱり人自体が減っているんだなあ…。としみじみ。ちなみになんとなく、という理由で「ブラジル」の方に入りました。



札幌ではとっても有名な宮越屋珈琲店は、旭川にもあります。きれいで、店員さんもとっても丁寧なお店です。珈琲、こんな味だったかな?

支店がたくさん。新橋でも見かけたことがあります!



外観がブレブレだけど、旭川でいちばん大好きな「ちろる」。以前、閉店のニュースを母から聞いたときは言葉も胸もつまって息苦しくなった(ほんとに)。でも、引き継ぐ方が現れ、今まで通り営業されて行くとのことで。。よかった。

内装はけっこう変わってしまったんだけど、一部は前のまま。北国らしさと、旭川らしさと、落ち着く感じ、いろいろ好きです。

マッチがあることを、今さら知りました。リニューアル時に作ったのでしょうか。



しかし、ドーナツ化旭川の街、今や街中よりも車で行きやすく、駐車場が無料の郊外のいろいろなお店の方が流行りで、いわゆるスローライフなお店がほんとうに増えた。北海道の「スローライフなカフェ」って、ほんとに本場モンのスロウだし、そんな中で素敵なセンスでお洒落な器、かわいいパン、おいしい珈琲、素敵な店員さん、そして何よりカフェの窓からの風景が自然にあふれた絶景だとすれば、みなさんそちらに足を運んでしまうようだった。。。。
と、詳しいリサーチなど何もしていないけれど少なくとも母&お茶友達、私のお友達などもそうだった。
特に熱いのが「東川」

「北の住まい設計社」の雄大で美しい土地とカフェ。ギャラリーなど。



「zen」からは美しい雪景色とシラカバの木が。

こういうお店の穏やかな雰囲気を感じると、冬の厳しさもなんかちょっと忘れるというか、心が少し柔らかくなる感じでした。



建物も美しい「美瑛選果」は、地産地消を大切にしたフレンチレストラン。オリジナルのお菓子やお米なども買えて、デザインもきれいで美味しく、夫もお気に入り。


そんな、冬に訪れた喫茶店たちでした。
ほんとうはもっと以前から行ってみたかったお店や通りがかりに発見した気になるジャズ喫茶などもあったのだけど、何せ足場が悪く、思ったように行動できませんでした。でも、こうやって振り返ってみると、充分行けた気もするなあ。
また今度、フットワークも軽い夏に行ってみたいなあと思っています。


ほか、お土産として買ったものや一日遊びにでかけた「札幌・小樽旅」など、書きたいことはもうちょっとあるので、まだしばらく北国日記は続きます。


ちなみにこちら、初雪の朝。窓からの風景です。

それがどんどんこうなりました。

そしてあっという間に根雪に。

美瑛の「ケンとメリーの木」


雪、きれいだったなー。しかし、この厳しい冬を22年も越していたのかと思うと、自分が信じられません。
すっかり関東の生活に慣れた体質になっちゃいました。。