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マーブルマーブル

イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)

北国にて読んだ本のこと。

本・映画・音楽など

いつか書こうと思っていた記事は、12月の慌ただしい日々により、すっかり年を越してのアップとなりました。こんなふうにゆっくり日記を更新できるなんて、心底ホッとしています。今日も相変わらず70〜80年代の曲ばかり聴いています。いつかまた聴かなくなるかな、と思っていたら、もう3年くらい続いてます。。。

11月に帰省した旭川には、巨大な書店がいくつか出来ていました。土地の広い地域での書店の規模というのは、あんなにもすごいものなのか。ららぽーとかと思ったよ(嘘)。逆にこじんまりしていて好きだった書店がいくつか閉店していたのは残念でしたが、それでも大きな書店で好きなように徘徊していろんなコーナーを巡るのは大好きです。
「ほっかいどうお菓子グラフィティー」は、そんな徘徊中に見つけました。北国のお菓子にとっても詳しい、いわゆる“お菓子博士”である著者さんが書かれたもので、各メーカーの各お菓子ができあがるまでのルーツが紹介されています。



何といっても懐かしいパッケージなどのデザインが楽しく、商品や、それを包んでいた紙までいろいろと紹介されていて、すっごく楽しく、また勉強になりました。



お菓子は繊細できれいなものもあるけれど、糖分しっかりがっつり、栄養たっぷり、寒い北国の命の源!! といったような、ダイレクトに訴えかけてくるようなエネルギッシュなお菓子が北国ならでは、という感じがします。私は「あめせん」が大好きです。

それにしても、すごいコレクションでした。復刻して欲しいデザインも多々あり。「千秋庵」のように、あえてレトロさを現在も全面的に出しているようなお菓子が、もっと増えると嬉しいです。懐かしかったし、見応えありました!!


産まれた土地を離れると、逆にその土地のことが知りたくなるということはあるようで、大学時代にはこんな本も買った事がありました。

北海道の偉人たちを紹介している本で、ラジオ番組を本にしたとの事で、特に幕末に函館にやってきた人たちの話、アイヌの話、すすきのを作った人の話など、興味深かったです。ときどき読み返してます。
こんなふうに、その場所に行かないと出会えない本を手に取れるのは楽しいです。



また、帰省したときは寝る前などに必ず自宅にあるマンガを読み返してしまう。今回、久しぶりに「タッチ」を読んだけれど、めちゃめちゃおもしろかった!!

タッチ 完全復刻版 1 (少年サンデーコミックス)

タッチ 完全復刻版 1 (少年サンデーコミックス)

かくも有名で私も大好きだったお話を、なるべくリセットした気持ちで読み返したところ、やっぱりカッちゃんの死は残酷過ぎて、「くそう、こんな展開!!! これだから少年誌のドラマは残酷だ!!!」という気持ちになりました。。。でも、「タッチ」というタイトルからも、最初から決まっていたことだったんですよね。あのままカッちゃんが生きていたらどうなったのかなと妄想したり、けっこう楽しく読みました。。。
で、後半のお話について、今までよりずっと柏葉英二郎のおもしろさに惹かれて読み込んでしまいました。結果的にタッちゃんが成長するには欠かせない重要なキャラクターで、この方の過去も悲しいものがあり、心境の移り変わりなど読み応えがあって、ほんと今さらですが、あれだけ人気の出るマンガって、やっぱりすごいな。須見工戦で、柏葉監督がタッちゃんにスチールのサインを送るところ(サングラスを外して目で合図するところ)がかっこよかったです。
昔おもしろくって読んでいたマンガのひとつだったけれど、年を重ねると読む部分も変わってきて、いろんな方向から作品を見るようになって、そこに自分の変化も感じるし、それが楽しいですねー。


同じくして、かつて小説を読み込んでいた「ノルウェイの森」、これもお正月休みに初めてDVDを観ました。

当時、なんだか原作を重たい気持ちで読みすぎていて(しかも何度も読み返していました)、映画を見るのが怖かったのだけど、あれはあれ、これはこれ、と割り切り観ることにして、すると、思ったより重たくなかった。どんどんウツウツとしていく空気感が、むしろ出すの上手いなー(上から目線)って思ったりしつつ。深いグリーンと、レトロな時代背景の映像がきれいで(ティーサロンみゆきの様子も拝みましたっ)、ワタナベくんも緑も、あれはあれ、これはこれ、で、良かった。直子はやっぱりちょっと異質で、ひとりだけ女優さんが年をとっていたからか、それとも小説と違って最初から「破綻したキャラクター」になってしまっていたからか、どうにも気になった。レイコさんは最初すてきだったけれど、終盤、「ギターでお葬式」のシーンも無かったことで、小説とはまったく違う人柄になってしまってて悲しかった。
しかしそんな色々な気持ちがありながらも、第一に私はもう36歳なので、作品のウツウツさに引っぱられることもないし、あれはあれ、これはこれ。人は人、自分は自分、という視点で観るんだなーと、年取った自分自身にしみじみしてしまった。あの頃の自分には決して戻りたくないけど、でもなぜかちょっと寂しくもありました。
やっぱり、過去にたくさん読んだものをこうして今なぞり直すのは、おもしろいなーと思ったのでした。そのためには、今もいろいろ手に取って読まなくっちゃ。


いろいろ寄せ集めで日記を書いて、長くなっちゃいました。

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