今日はお仕事の話。。。。
CHARGE【CHARGE official homepage】さんが4月に行う舞台のチラシを作成させていただきました。
CHARGEさんとは、ダンス、お芝居、TAP、歌などをミックスした様々な舞台などを、藤林美沙さんがプロデュースするユニットです。私は数年前から舞台の公演チラシ、CHARGEさんホームページのデザインを担当させていただいてます。
マックスフーバーやディックブルーナなど、特にヨーロッパで活躍したデザイナーの古いポスターのようなものができないかと思い、【あの時代のものの格好良さ】【シンプルさ】【潔さ】などの空気が出せたらいいねという気持ちを、藤林さんたちと共有するところからスタートしました。
しかしあの時代だからこそよかったものを、今の私たちがまるっきり同じことをやると、違和感も出るだろうし、ただの“レトロな世界がハマる集団”と誤解されてしまわないか（例えば、ピチカートファイブのような？）…という課題が大きく残り、そこを折り合っていくのが特に難しかったです。カメラマンさん、メイクさんなど、いろいろな方とも協力しながらの撮影なので、発案者であるデザイナーの私の責任は、大きいのでした。
最終的には、レトロというよりは、ニューヨークのモードの世界のような方向に振って落ち着きました。。。こっちは、webサイトに使用するためのビジュアル。特設サイトページのTOPに使っています。
なんと言っても写真がとてもかっこよく、30代女性（が多い）出演者たちの生っぽさが特に出ていて、もうスタジオにいるときから感動してました。。。この写真を載せたくて、藤林さんや谷さんと相談し、スペシャルサイトページを作ったほど。
http://chargenet.petit.cc/muscat2b/
こんなふうに、メンバーごとに数枚ずつ掲載しました。カメラマンさん、友人ですが、なんてすごい力なんだ。尊敬してしまいますよ。
撮影のプランから関わらせていただき、すごく楽しかったです。自分で発案したものが、様々な方の手によってどんどんおもしろいものになり、そしてそんな素敵な素材を再び家に持ち帰りデザインさせていただく。こんな貴重で幸せなことはないのです、ほんとに。プレッシャーも大！！ だってみなさん、キャリアも凄い方ばかりなので。。。
CHARGEリーダー藤林さんも、ここ数年はもう輝かんばかりの大きな舞台や振付けを担当されており、まぶしいばかりの存在です。
ということで、いつもは自宅で細々と活動している私ですが、こんなお仕事もしてました、ということをブログ上でレポートしてみました。
あとひとつ、パンフレット制作がこれからで、もうすぐ打ち合わせもスタートです。楽しみだ〜〜。
