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マーブルマーブル

イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)

押し入れの本棚の2段目、左側

ときどき、猛烈に「片付けよう!!!!」「掃除をしよう!!!!」と思う。仕事がピークのときはひたすら突っ走っているのだけど、ひとつひとつ片付き始めた頃、肩こりの辛さがひいていくのと共に、自分の身も省みる。なんのための人生だっ! となり、もっと心地よく、健やかに生きようじゃないかと強烈に思い、まずは健やかな空間作りを・・・掃除とお片づけ・・・となるのだ。散歩に出たり、丁寧に珈琲を煎れたりする。
こんなことを365日、幾度となくなんべんもくり返している。そんな繰り返しの人生だ、と俯瞰できる時がいちばん気持ちよいです。自分の平均点を感じるとき。物事のジャッジもなんだか冴える。


ということで(?)、押し入れに潜り込み、本の整理を行いました。
何度整理しても、まだまだたくさんの本。私は家のスペースの関係などで新しい本を買うたび古い本を手放すようにしているのだけど、前は「やっぱりいる」と思っていたものが今は「やっぱりいらない」と感じられたりして、その変化が我ながらおもしろい。
できれば、たくさん手放したい。でも手放すのってパワーを使うんですよね。買う時の何倍もパワーを使う。買う時は「本屋の子」だけど、買ったら「家の子」ですもんね。時の流れや手に取った感触など、染み付いているモノ?が、なにかしらある。


ということで、手放すものと残すものはこれらです。ちなみに今回は【押し入れの本棚の2段目、左側】だけを整理したので、まだまだ手元に残っている本は、たくさんです。
手放すもの

いっときよく読んでいた角田光代さんの文庫本。初期の本が好きです。フリーターや共同生活をしている奇妙な若い人々がたくさん出てくる話が多い。角田文庫はほとんど持っていたと思うけれど、【対岸の彼女】以降の本は、かつて全部手放していた。でも今回、残りも全部手放すことに。

何故なら、もうぼろっぼろだからです。かっこいい装丁が多い角田本。池田信吾さんの装丁とか、大好きです。ぼろぼろ加減もいい味わい、と思っていたけど、だからと言って読み返すことはないだろうなというのが判断理由。あんなにあった角田本、ついに0冊か〜!としみじみ。。



それから、大好きな瀬尾まいこさんの本、京都の情景がたのしい(ええじゃないか運動!)【太陽の塔】、中谷美紀さんのエッセイなど。それぞれ愛着があるけれど、読み返さないだろうな、と。。。

装丁のかっこいい2冊。村上春樹さんの本は、【ノルウェイの森】や【風の歌を聴け】などは狂ったように読んでいて、読みすぎてそっちの世界(?)に引っぱられすぎたのが当時心身によくないなと思い、捨てた過去があり・・・今手元にあるのは、さらりと読めるものたちばかりでした。
でもそれもまた、手元に残す理由が今回見当たらず手放すことに。
夏目漱石は【夢十夜】が映画化されたときに、たまたま中目黒のCOW BOOKSで古い装丁の本を見つけて購入したのだけど、小さな字やぼろぼろの紙がとっつきずらく、「ああ、当時はファッションで買ったのだな、結局読まなかった」という振り返りを今さら・・・。
手放します。
ほかにも少々。マンガやガイドブックも。古本屋行きのバッグには、ぎっしり本が積み上げられました。



手放さないもの

何かしら引っかかるものが多かった本たちを、また読み返したいなと思ったので残すことに。

本も、手に取るタイミングで思い入れなどが全然違ってくるので、これらの本が家にあるのは、けっこうな偶然だよなあと思う。特にこの作家さんお2人は、もっと名の知れた本も多いしいろいろ読んだのだけど、自分にとって愛着が強いのが、これらなのだ。
【こうばしい日々は】、アメリカのスクールに通う子供たちの情景を読むのが好き。からっと、さらっとした空気が気持ちよいのだ。
【ハゴロモ】を読んだタイミングはなかなか良くて、ほんとに、当時はふんわりとした感覚で大事なところをきゅっと掴まれ、支えられた心地で、ほんとにちょっと救われました。



注文の多い料理店】なんども色々買い直したりして読み直してる宮沢賢治は、どうにもこうにも「雪渡り」の話が好きなので、手放せない。これは代々木上原の古本屋さんで買いました。
【檸檬】京都に行った時に買いました。話の内容はじゅうぶん知っていたのに、この本を買って寺町通りを歩きたい。と思ったのでした。確か、三月書房さんで買い、それからカフェのefishさんで読みました(いいお店でした!)。そういうコテコテっとしたことを敢えてするのが、なんだか好きなのだ!
智恵子抄】長野県の安曇野にひとり旅で行った碌山美術館で買いました。荻原碌山と交流が深かった芸術家として、高村光太郎も紹介されていたのでした。じゅうぶん知ってる“智恵子抄”、上に同じです。



読んでて楽しい、“とくべつな人たちの本”。こんな視点でがんがん文章を作って本を出すというのは、並外れた影響力を持っていないと成り立たないし、とっても選ばれた人々という気がします・・・普通、こんなに大衆に受け入れられないですよね。そんなことないのかな。
そして、底辺がまともな人じゃないと書けない文、という感じも。松尾スズキさんは“わかるわかる!すっきり!!感”と、“ときどき戯曲家らしい文体がかっこいい”感と、“ダメな自分についてのしょうもない話…こりゃモテる男だ”感と、いろいろあって・・・・・・と、こういうの、書いてて恥ずかしいのでこの辺で。。。そりゃあもう、読み返しやすいのでお風呂などにときどき持ち込みますとも。これからも多分。



会社員のときに、疲れて帰ってきた時などに、寝る前に読むのが楽しかった「夜のくもざる」。大人の童話のようだと当時感動していたけれど、“そんなふうに感じる自分”に酔いしれていたような気がします。でも今もおんなじように楽しんでいるので(笑)残します。



旭川には「パルプ町」という住所の街があり、実際に同級生も何人か住んでいたのですが、その町が舞台のお話と言うのがまず珍しいし、そして、話自体は奇妙なのだけれどとても温かな話だったことで、読んだ後の感覚がとてもよかった本です。愛着あり。。。


といった感じでした。
【ほとんど自分の読み返し用ブログ】といった感じの今日の記事ですが、まとめていて楽しかったです。携帯カメラがますます絶不調でブレブレですが、またやろうと思います。
今回残した本たちが、次回はどうなるかはわかりません。。。!

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