てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、いろんな日々。このたびブログタイトルを「マーブルマーブル」より「てんとてん」に変更しました。

帰省中のできごと・実家のスーパー「小柳ストアー」

【昨年初冬に訪れた時の実家のスーパー】

もともと活気のあった花のコーナー(社長である母の担当、花かごなど、贈呈品のオリジナルデザインが人気)

そして、野菜のコーナー(店長さん担当、店長さんのキャラクターともども、スーパーの花形)

そして、昨年ついに跡継ぎのため故郷に戻った弟担当の魚のコーナー。その前までの年とは違い、急に賑々しく、たのしげに。。。
野菜も魚も、北海道でとれたものがメイン。それから、直接畑から買い付けているもの、ちょっと珍しい野菜、築地から取り寄せている貴重な鮮魚などが並ぶ。薄利多売というのではなく、よいものが新鮮で安い。


【今年訪れた時の実家のスーパー】

お店の奥の食材・精肉も弟が担当し始め、さらに賑やかになっていました。

いろいろ書き込んであるのぼりは読んでいておもしろい。食材のおすすめ調理法なども書いてあったり、産地や農家の人のこともときどき書いていて(日替わりでどんどん書き換える)、さながらヴィレッジヴァンガードのようでもある…。
まめまめしく細かいことを書きこんだりするのは、私も大好き。兄弟の血を感じずにはいられない。そうであれば、弟はおそらく何も負担なく楽しくやっている部分だと思う。
ちなみにこれを始めたのは店長さんで、店長さんの書いたPOPがまた、味わいがあり、とても楽しい。読んだり品物を手に取ったりしている内についつい、長居してしまうのだ。
それはそういう“POPだらけのお店”というコンセプトな訳ではなく、食材の魅力をいろいろお客さんに伝えたい内にこうなった、ということである! 

オーダーすると、揚げたてのハムカツ・串カツなどが食べられるコーナー。揚げたては、かなりうまい!!! お寿司のコーナーもできていた(寿司職人さんが握ってくれたものが並んでいる)。


私が旭川にいた頃は祖父のお店でしたが、母に代わり、そしていま弟の代になろうとし、場所は変わらなくともどんどん変化していくお店。ここを土台に私は育てられたなあ、としみじみ。そして修行をがっつり積んでしっかり受け継ぐ弟に、ただただ感服するのでした。