マーブルマーブル

イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)

大阪の純喫茶・その2

阪堺線で下車したのは住吉です。念願の「タンポポ」に訪れることに。線路の脇にある。「タンポポ営業中」の旗は、ずっしりゆっくり、揺れていました。

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以前、レモン糖さんのブログでも拝見しており、エピソードもとても素敵で、私もちょっとだけその世界に触れさせていただきたいな、というような気持ちでした。

私は大阪の土地勘が殆どなかったため、喫茶巡りの準備の段階で、タンポポが思ったよりも大阪の中心部からアクセスしやすいとわかったときは嬉しかったです。

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入るなり、歓声をあげたくなるような店内でした。

ほどよい広さの店内には、丸い窓から入る光、レースのカーテン、ちょこんとしたライト、レトロなウインドウシール、オレンジ色よりの皮の椅子、クッションフロア、かわいいついたてにレンガの壁、そしてカウンターにディスプレイ。すべてが揃っていました。

そして、カウンターには、真っ白な髪に真っ白な髭をたっぷりたくわえた、穏やかな雰囲気のマスターがいらっしゃいました。

ここは完璧だ、と思ったのでした。

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ずっと来たかったことや、レモン糖さんのブログも拝見したことなどを伝え、いくつかお話させていただきました。マスターが自らマッチを持ってきてくださり(私のようなお客は、マッチも好きなはずと分かってくださっているのでしょう)、マッチについてお話したり、お店の名前の由来を伺ったりしました。

マスターは、私のタイミングなどを気にかけながら声をかけてくださる方で、すごく優しかったです。

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お客様に撮っていただいたというご本人の写真が飾ってあり、めちゃめちゃかっこよかったです。

マスターが渋くかっこよいのに、マッチやウインドウシールには乙女らしさもあること、決して凝った外観ではないけれど、今では珍しい丸窓であること、テーブル席同士の距離感など、ひとつひとつがさりげなく、最高だった。それらがマスターの穏やかな空気でまとわれ、ほんとに何度も感じたけれど、完璧なお店。

ずっとこのままで居て欲しいけれど、例えばお店のランプの電球も、今はLEDが主流になってしまい、「それでは少し人工的な明るさなんだよ。今の暖かみが出なくって。電球が切れたらどうしようかなと思っていて」と仰っていましたし、いつまでも同じものってないのかも。

このまま瞬間冷却してしまいたくなる(?)気持ちになるくらい、是非ずっとこのままの空間で居て欲しいと、強く思った喫茶店でした。

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