先日のドライブ時に、純喫茶へ寄る計画もありました。
距離的に水戸市内を検討していたけれど、平日はどうやら閉店の早い喫茶店が多いようで、なかなか決まらず。次に候補だった日立市へ。
お目当てのお店は営業中との確認ができたので、海浜公園より40分ほど移動し、行ってまいりました。茨城県の喫茶店は、初!
入り口のこの佇まいだけできゅんとする「ウィーン」に入ることになりました。
紺色の扉に白文字で手書きのような「ウィーン」が可愛い。そして、その上にカーブを描く「純喫茶」の文字がまた可愛い。
外側から見ると確かに濃紺だった扉は、裏側からは光が射すほど明るく、さらに上部の窓もグリーンが反射しており、外と中でまったく違う世界観が楽しめるのでした。
そして上部には美しい照明。
照明の反対側に階段があり、半地下フロアと半2Fフロアがありました。半2Fが色々と見え始め、ワクワクします。
この地点で、このすごく凝った内装に純喫茶ずきはノックアウトされるはず…まだ席にも着いていませんが…。
広くて静かな空間が広がっていました!流れる音楽はクラシック。
階段を登った先から見える、入口エリア
豪華できれいな照明には、入口の他にここでも出会うことができます(お客様がほかに居り、これ以上近くで写真は撮れませんでした)。
ポイントポイントで目に飛び込む、青い窓が印象的でした。
窓はフェイクのように見えましたが、実際にどんな仕組みかはよくわかりません。けれど窓の向こうにはライトがあるように思われ、照らされた青がきれいに発光しているように感じました。
プリンとアイスコーヒーを。すっと縦長で美しいこのプリンは、弾力がすごく、あとカラメルが甘くてほろ苦く、おいしかった。
お店をくまなく撮ったわけではないのですが、ざっと見ただけでもこんなに様々な顔を持つお店でした。ダイナミックでゴージャスな内装といった感じで、やはり、私はこのような純喫茶がもっともっとたくさんあるような時代に大人で居たかったなと思います。内装がほんとに凝っててお金をかけていて、“それが当たり前!”だと実感してみたかった。
7〜8年くらい早く生まれたかったなあ。建築物も歌謡曲も大好きです。
写真は載せていませんがマッチも美しく、東京からでもわざわざ足を運びたくなるお店です。JRの日立駅より、徒歩10分ほど(?)街並みも古く味わいがあって、もっと歩けば他の喫茶店も多々見つかるかも知れません。
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)
- イラストサイト:http://tellacoli.com/
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