マーブルマーブル

イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)

鍋割山で鍋焼きうどん〜大倉尾根へ

もう、登山ブログみたいになってます……。

 

今年に入って3つめの山、「鍋割山」に行ってきました。夫と友人と3人で。

小田急線の渋沢駅よりバスで20分ほど。丹沢主脈にあり、前回登った大山とはご近所さんです。しかし数週間前と違って今回はがっつり「雪山」。チェーンスパイクを持参しました。

 

今回、最初は箱根方面にある「明神ヶ岳」を目指していたんです。でも、当日になって悪天候とわかり、好天の「鍋割山」に急遽変更しました。

真冬の寒い中で、あつあつの鍋焼きうどんを食べるのもオツかも?ということで…

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なのに…!なのに、悪天候でした!あられも降ってくるし。空は真っ黒。不安になりながらのスタートでした。

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晴れろ晴れろ!!と3人で願いながら登っていると…少しずつ陽が出てきました。よかった。

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雪の混じる渓流沿いを歩く。夏など気持ち良さそう。でも今の季節も、川の流れるせせらぎ音は心地良いです。

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渓流を撮る私、を、撮ってもらう(隣は夫)

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橋を渡る私(友人撮)。今回“トレッキングポール”デビューしました。

 

鍋割山というのは、最初の1時間くらいはずーっと車道を歩くという、今までにないケースの登山道でした。頂上の小屋で働く方々は、ここまで車で通勤しているようでした。

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そして鍋割山は、頂上に水場がないことでよく知られています。そのため資源は麓から人力で運びます。運んでくださる人を、歩荷(ぼっか=荷物を山の上に運ぶ専門の人)といいます。この方々なしでは、登山は成り立たない!

できれば登山者さんもご協力を…と、これだけのペットボトルが置いてあるんだけど、やっぱり私の体力で2Lは無理で断念。ときどき背負って登っている方もいました。素晴らしい…。

 

ゆるやかな車道、そしてなだらかな登山道をある程度進んだため、いつもの「登り始めの15分がキツイ」というのが今回はありませんでした。その代わりに、無自覚な中で、じんわりじんわりキツさがたまっていきました。

それを経て、いよいよ本格的な登り坂へと突入します。

すると、まだまだ頂上はずっと先という段階なのに、一気に疲れがやってきました。このあとが不安になるような心境。

まじ辛い、今回ばかりは登頂はだめかも、と、私は毎回登山のたびに、似たようなことを思ってしまうのでした…。

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いつものように、途中途中で後ろを振り返り、きれいな景色からパワーをチャージします。

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うーん、辛かった。トレッキングポールが、雪にサクサクささる静かな音だけが心地良かった。

それでも、ちゃんと着いた、頂上!!!やったー。

「鍋割山荘」が見えました。陽が近く感じ、暑いくらいです。

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そして、お目当の鍋焼きうどん!

できたてアツアツが食べられます。思ったよりも、具がいっぱい。美味しい、嬉しい。歩荷さん、ありがとう!

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山頂からの風景は、爽快でした。いつもの、相模湾沿いの風景です。気分いいなー。ほんとにいい。

なぜ、毎回これを見て疲れが吹っ飛ぶのか、よくわからない。あんなに辛かったのに。全部忘れてしまう心の仕組み。自分自身の心の仕組みのことなのに、不思議だ。

日常でごちゃごちゃ考えてこんがらかっていたようなものも、するするとほどける感覚も好きです。

 

夫は鍋割山登山は二度目なのですが、今回はようやく晴れの風景を見られたよう。

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富士山のてっぺんは雲で隠れてました。

残念だけど、朝の真っ黒の空を見ていたから、これでもじゅうぶんに幸せ。

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さて、真冬の山頂は、のんびりしていられないのです。なぜなら温まった身体が冷えるから。ほどよく疲れを取ったなら、ささっと移動です。

そのまま下るのではなく、鍋割山→小丸→大丸→金冷シ→大倉尾根というコースで下山します。せっかくの丹沢なので、少しでも主脈の縦走を堪能。

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その間に見た風景は、気持ちよくって、見ていて幸せいっぱいです。

尾根を歩くの、大好きです。右も左も大自然で、迫力のある山々!自分の力で頑張って登ってみる景色、こんなに感動すると思っていなかった。すごい。登山にハマる人の気持ちが分かる…(いまさら)

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鍋割山〜小丸〜大丸までは、40分くらい。少しキツイ道もあるけど、サクサク進めます。

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金冷シ。「金冷シ」というのは、その名の通り「◯も冷えるほどの…」という場所らしいです。実際は、それほど何か特別に怖い場所ではないです。

ちなみに夫は前回もここまで同じコースで来て、ここからさらに塔ノ岳まで縦走したらしいです(私にはちょっとキツイ。あと少し訓練が必要かも。それに、日没の早い冬向けではなかったです)。

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さて、そこから大倉尾根へ!ここからのダイナミックな風景、とても感動しました!

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いつか行ってみたい「尾瀬」を思わせるような、まっすぐな木の登山道。その先に見える山々。晴天のなか、めちゃめちゃ気持ちよかったです。

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この間登った大山(奥)と、手前のヤビツ峠もくっきり見えました。大山、すっかり雪景色だなあ。ヤビツ峠〜塔ノ岳という登山コースも、いつかチャレンジしてみたいです。

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今回も鎌倉、真鶴、湯河原、熱海方面を眺めました。うーん、いま私はいったい何軒分の純喫茶を眺めているんだろ?…と、妄想もしながら。

 

 

…と、気分がよかったのはここまで。

大倉尾根、下り道はきつかった!ここ、通称「バカ尾根」なんて言われていて、なぜかというと、急階段ばかりなんです。ほとんど階段。ずーっとずーーーっと階段。嫌いな階段。

塔ノ岳に登る最短コースがここらしいのですが、下るだけでも大変なこの道を、まさか登るとな…!?

想像するだけでめまいがしそうなんですが、逆にそれができると、すっごい強みになりそう。どんな山でもどんとこい!っていう気分になりそう。

 

けれど、私はできれば避けて通りたい。なるべく緩やかに登山を…。…。

と、へなちょこな自身を思い知る下山となりました。

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辛い下山のなか、夫に「雪のかわうそ」をリクエストし、心の暖を取る。

雪の陰影が美しい、はんなりとしたかわうそくん…。夫よありがとう…

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私はコーヒーカップ。やけに丸みのあるカップになってしまった(こんなまんまるカップでコーヒーが出てくる純喫茶もどこかにあったぞ!?)

 

下山って、奥深いです。膝に負担のない、スピーディーな降り方のコツを学びたい。今回、初のポール使いの下山は、少しだけ楽でした。

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下山した麓には小道があり、その両脇に乗馬の人形がありました。右の女性は「丹沢クリステル」っていう名札を下げていました。この道の奥に乗馬クラブがあるそうです。

 

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そして!バス停に向かい最中に、うれしいことにロウバイを発見しました!黄色い梅。かわいいぞ!そして、すごくいい匂いです!

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2月はできればロウバイ見たいなーと思っていたから、やっと会えて感激したのでした。ロウバイ秩父の「宝登山」が有名で、長瀞アルプスとの縦走もいいな…でも無理かな…と思っていた矢先でした(と言いつつここも今月中になんとか行きたい!)

 

ところで立春のこの日、麓では(?)だいじな友人が入籍しました。

冬らしさを味わった鍋割山の登山の中で、最後に立春らしい、あたたかな春の知らせが届きました。

 

帰りのバスでそれを知り感激。

ちなみに、ビルなどの建物で遮るものがないと、山に陽が沈むのをじっくりと見ることができ、夕暮れタイムを長く過ごせます。

北海道に住んでいたときみたい。

ゆっくり陽が落ちる中で、友人の幸せをしみじみと感じ入りました。

 

…そのあとのビールがはちゃめちゃに美味しかったのは、その知らせもありますが、やっぱり登山疲れから解放されたからでしょう!今回も頑張った!

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