マーブルマーブル

イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)

【響】観てきました

今年はすっかり【欅坂46】を応援する年となりました。【欅共和国2017 DVD】も購入し、一生懸命パフォーマンスする欅坂(そして「ひらがなけやき」)メンバーの姿を日々満喫しています。 

欅共和国2017(通常盤) (外付け特典なし) [DVD]

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アイドルをがっつり好きになるのは中森明菜ちゃん以来です。

 

欅坂は、まずなんといっても楽曲が良いです。好みなものが多いです。PVも良いです。そして!ずっとセンターを続けている平手友梨奈(てち)が大好きです。

すごい迫力と表現力でパフォーマンスする姿になんとも言えず惹かれてしまってます。

 

“すごいことを考えたり秘めたりしている女の子なのかもしれない…”と、思わせる何かがあり、そういった存在感は理屈じゃないなーと思います。物知りでも、経験が豊かでも得られない、本人が持った特別な個性だなーと思います。

 

だけどまだまだ若くて17歳ということに驚きます。

14歳でデビューし、その間に色々あって、さらに色々あり、またさらに色々あり、けっこう闇を体験していて、デビュー時とは明らかに人相が変わってしまったけれど、ラジオでは素がひたすら普通であることや、声が良いことや、孤高なようで仲間を大事に思っているところとか、あらゆる面が良いなあと思います。

 

欅坂は楽曲が独特(厨二モードな曲も多々)です。

欅の中心となってずっとその世界観を表現するべく牽引してきた平手は、この1年ほどはその世界にけっこう引っ張られてしまっているなーと思います。ある意味素直で健気とも取れるかも。昨年は特に病んでいるようにも見えた17歳の姿は、せつなくも応援したくなります。ぶすっとしていてウツウツとしながらテレビに出る平手の様子はバッシングもされやすく、そんな記事を見るたびにけっこう泣きたくなります。

 

…文章ヤバイかもです笑。暑苦しいほどに、欅&平手ファンの私なのでした。

 

私は百恵ちゃん世代ではないのでリアルでは知らないですが、映像で見る百恵ちゃんのオーラはすごいですね。引退前の輝きは半端ないですね。

そして明菜ちゃんとか、あと最近ではのんちゃん(能年)とか、何かを表現するときに理屈じゃないところで強烈に輝く女の子のパワーに、“この子はなにかとくべつなものをまとっている”と感じ、私は大好きになるんだと思います。自分の中では、それが「スター像」です。

顔のつくりにも多少好みは出るけれど、眩しいスターに、ひたすら心を奪われます。

男の子でも。フィギュアスケートの羽生選手も大好きです。

 

 

そんな「スター」てちの、主演映画をもちろん観に行きました。

ここからさらに文章が暑苦しくて長いです。

原作の漫画でも予習していきましたが、こんなことがないと決して読まないタイプの少年漫画でした。曲がったことがきらいな天才が悪者をギャフンと言わせるという王道スタイルを、文学というジャンルで描いていました。

主人公の「響」は暴力で周りを怒らせたり挑発し、問題行動も多々で、でも文才であっと言わせて黙らせるというキャラクターで、かなり好き嫌いの別れそうな女の子でした。

真っ直ぐで正義感があり、大事な友人を守ったり、照れたり、かわいい面もありました。

 

普段、「ほのぼの」「全員いいところがあるなあ」みたいな雰囲気の漫画を好んで読んでいた私には、なんだか久しぶりの世界でした。

文学なんていうリスクが大きくて難しいジャンルで、それをどう成立させるのかなあ、けっこう安っぽいのかなと不安になりながら読み始めました。“太宰を超える逸材が!”などと「響」を讃えるシーンが堂々と出てきたときには強烈にこっぱずかしくもなったのですが、そんな恥ずかしさを受け入れてしまえば、あとはストーリーもキャラクターもおもしろくてぐいぐい読みました。

 

映画の方も、おもしろかったです。

だけど脚本の内容と監督の作品を作るテンポみたいなもの?ノリ?みたいなものはそんなに好きでもないかな、と思いました。

 

特に脚本はそれほど評価できないなと思いました。個人的には20点くらいでした。

映画スタート時に、脚本家が【とと姉ちゃん】を書いた人と知り、「がーん…てちの主演なのに…」と思ってしまった。

どうにも、「話を簡潔にするためにキャラクターをコマみたいに扱う人、そういう仕事ならバリバリできる人(悪口…)」というイメージがとと姉ちゃんでありすぎて、響でもそれが払拭できませんでした。

新人賞に響と並んでノミネートされる田中や、週刊誌記者の矢野は、原作ではもう少しおもしろいキャラクターだった。響の悪を成敗する姿はかなりヤバイけれど、それ相応の理屈があるのに、しかも文学がベースというデリケートな題材なのに、映画の田中と矢野は、“文学に触れている”人物像としては、なかなかにして薄っぺらかった。

そうなっちゃうと、文学が安くなり、彼らに対峙する響も浅い人になってしまう。

映画の時間の中でキャラクターに深みを出すのは限度があるのかもしれなくて、なので“ステレオタイプの悪い人”が出てくるのは至極当然なのかもしれないが、

「他の人が書いていたらもっと違った響だったかな」とも思いました。

 

ちなみに平手が最初に脚本を読んだ時「おもしろくない」と監督に突き返したそうだ。その理由に納得がいった監督は、脚本家に手直しさせたそうだ。

それをテレビで話すてちの姿に「ぎゃー(また敵が増えそうなことを!あとちょっと気恥ずかしい!)」と思っていた私だったが、映画を見終わった後、これで手直しがなければもっとひどかったのか!てちはグッジョブじゃないか…と考えが改まった。(平手びいきだからこその感想かもしれないが…)

 

映画は、とにもかくにも【てち主演の響像】をいかに魅力的に見せるかを、目一杯引き出した作品でした。

部屋にはかわうそのぬいぐるみも居て、平手ファンが喜ぶ隠しアイテムもいっぱいあった。「アイドル映画」のような、その斜め上の位置にあるような、独特の立ち位置の作品でした。

てちの闇部分というか、アンチが増えそうな厨二っぽい部分が目一杯引き出されていて、それはてちの強烈な個性でもあるけれど、ますます表沙汰になっちゃったなーという感想もある。

そうじゃないてちの可愛い部分も知っているファンは、ちょっとやきもきしてしまう。

 

あと、アヤカウィルソンが超かわいかった。アヤカウィルソンの役は、「ガラスの仮面」で言えば姫川亜弓で、天才を目の当たりにしながら努力しなくてはならない辛い人でもあり、私は映画を見ている間は響よりアヤカウィルソンの方を応援したくなった。

 

そして、ラストの平手が歌う主題歌「角を曲がる」がすごくよい曲だった。

作り手の気合いも伝わる、平手のための渾身の曲!!という感じで、あれを聴くためにもう一回劇場に行きたいくらい。

 

ということで、

・平手90点(キャラにやきもきするので80点・主題歌が100点)

・アヤカウィルソン100点

・監督の作る世界60点

・脚本家20点

以上を平均して67.5点というのが、私の響をみた感想でした。

超個人的な、偏った感想となりました。

 

ところで【響】は、そもそも響がどんな小説を書くことでこれだけ「天才」と呼ばれているのか、その肝心なところがわかりにくいため、説得力がどうしても薄くなるのが致命的な作品だなと思いました。なので響が「特別」であることに納得しにくく、どうしても好き嫌いの分かれる作品だろうなと思います。私は10巻までで破天荒かつ力強い響をけっこう満喫できたため、ここで作品購入はストップしようかなーと思っています。

 

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