9月に金峰山に行って以来、9〜10月は平日・休日ともにほとんど何もできない、どこにも行けない日々が続いていました。用事や打ち合わせのついでにささっと喫茶店にひとり立ち寄り、また仕事場へ…自宅へ…。
このようなペナントを作った日も遠い昔に感じ…
体がなまると、どんな低山でも登る自信がなくなってしまいます。
このままじゃいかん!!!(でも登るの面倒…)というときに、とっても良いトークイベントの情報を見つけました。
四角友里さんと北海道旭川市・東川在住のカメラマンさん(大塚友記憲さん)の、「北海道大雪山」をテーマにした山登りトークイベント!
この内容、そしてこのタイミング…!!!と、秒殺で申し込みました。
今年は夏に北海道に帰れず、だけど実はやっと今月末に帰省できるという我が身。
帰省へのモチベーション、来年の大雪山登山へのモチベーション、そして近日の私の登山へのモチベーション、さらにはかわいらしい四角さんの登山ファッションをチェックし、我が登山ワードローブを見直すためのモチベーション…。
すべてに密かなわくわくを抱えながら、実際に訪れた会場では期待以上のさまざまなモノを得て、ホックホクとなりました。
所有する本を持ち込み、サインしてもらう際に四角さんとお話することができました。ご本人めっちゃかわいい。
ご両親のルーツが旭川市にあり、自身のルーツにあんな素晴らしい山(大雪山)があることを次第に誇りを持つようになり、「たいせつ」な山となったとお話する四角さん。
カメラマンさんは大雪山の雪山で出会ったエゾモモンガの魅力に夢中になったことがきっかけで移住を決意し、現在山や自然、動物を撮るカメラマンさん兼ツアーガイドさんとして、東川に奥様と10年ほど在住しているそうです。
同い年で一緒に何度も登山も経験しているお二人の会話は自然体で楽しく、また何種類もの登山のコースプラン、空港から登山スタート地点までのアクセス、注意事項などなど、スライドをまじえながら詳しく話してくださり、非常に役立ちました。メモが止まりませんでした。
いっこくも早く山へ!!大雪山に登りたい!!スライドで見たきれいな風景、残雪や山草、日本が誇る“大雪山の広大さ”をダイナミックに味わいたいーー!
と私はわかりやすいくらいに感化されましたが、あいにく今季の北国の山は、すでに雪のため登れず…。
そんな状態のところへお二人より参加者へ素晴らしいプレゼント。
旭岳がモチーフとなったオリジナルのインスタント珈琲でした!「賞味期限も1年間なので、ぜひ来年大雪山の山頂で飲んでください」と…。
来年が楽しみで仕方なくなる最高のプレゼントとなりました。
そして、こちらのコーヒーを製造しているコーヒーショップを始めとした、東川町のお店が載った手書きのマップとミニ冊子。
町の方が細かく更新作業を行っているマップだそうで、A3サイズの表裏ぎっしり、カフェやパン屋、アウトドアショップなどが掲載されていました。
トークイベント、参加料が500円だったのですが、すごいお土産の数々でした。
トーク後にカメラマンさんさんにもうすぐ帰省する旨を伝えると、東川町、ますますおしゃれなお店が増えていてすごいですよと…。
お二人が好きなお店のいくつかには私もかつて行ったことのある好きな店も挙がっており、そんな(ローカルな)お話を大都会の渋谷モンベルで聞けていることも嬉しかったです。
このタイミングで帰省を決めていて本当に良かったと思いました。
四角さんのお話を生で聞いたのは初めてでしたが、著書の文章同様、ちゃんと自分の感覚に耳を澄ませながら、飾らず丁寧にお話する方でした。
山に登って豊かになる感受性にふたをせず、ちゃんと自分の言葉で伝えられるのって素敵だし、一緒に登る方も楽しいだろうなと思いました。
私も照れたりひねくれたりしてないで、もっと健やかに自分の言葉で何かを伝えたいものだ…
ということで、今は帰省へのワクワクとともに、帰る準備をしています。特に秋は追われるような感覚に襲われていた仕事の数々も、あとちょっとです。
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
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