『古城』(上野)
久しぶりに行きました。
ゴージャスなエントランスのステンドグラス。眺めながら地階へ。
複数の岩?のような、立派すぎるパーテーションと、手すり・背もたれのカバー付きのソファ椅子。そして、独特のデザインの床のタイル。
360度、どこを見回しても豪華で楽しくて、目が忙しかった!
ゆっくり休んで読みたい本もあったけど、気持ちは内装のおもしろさに持って行かれているので、眺めながらひたすらぼんやりしてました。
室内の一角にも豪華でダイナミックなステンドグラス(写真はピンボケ)、そして壁のレリーフ。圧倒される豪華な内装。
「この素晴らしすぎる内装はいったいどなたが…」
と思わずお会計時にスタッフさんに聞きましたが、先代のママが考えられたそう(お店にお写真が飾られていました)。
いつまでも続いて欲しいと、思わずスタッフさんに熱っぽく伝えて出てきました。
『途上園』(小田原)
そしてこちらは!!!知る人ぞ知る「途上園」というお店です。
小田原駅から徒歩15〜20分くらい?の場所にあります。私は登山(湯河原・幕山)の帰りに訪れました。
“この雰囲気、どこかで…”と思う方もいるかと思いますが…
邪宗門さんです!
以後夫婦が国立に住んでいた際に出会った、邪宗門(国立店)の雰囲気、そしてかの有名な名和マスターのファンであり、そこをヒントにこのようなお店ができあがったとか。
私が座った「コレクション テーブル(って言ったらいいのかな?)」のディスプレイにも、名和さんの名刺が。そして、国立店のマッチや、聖蹟桜ヶ丘店のマスターの名刺も!
邪宗門は国立店、聖蹟桜ヶ丘店、そして小田原店ともにマスターが亡くなられており、それと同時にお店をたたんでいます。
桜ヶ丘邪宗門はジブリ映画「耳をすませば」に出てくる「地球屋」のモデルとも言われており、私は一度も行けなかったことに今だに悔しい気持ちになったりします。
小田原店はお坊さんがマスターだったんですよね。確か昨年、閉店しています。
「途上園」は、お店を営むご夫婦が小田原に引っ越した際に、「行きたい喫茶店がない…」と感じ、ご自分たちで作られた、とのことです!丁寧にお話ししてくださるご姿勢や、誠実なご対応(最初閉店時間に不安があって電話をしましたが、その時からとても丁寧でした)。
遠隔地ながらもお店のファンの方々が集っていて、賑わっていました。
マスターさんと邪宗門のお話を少ししたけれど、全店足を運ばれていて。
私は石打(新潟です)の邪宗門に行けていないんです。
マスターは大変素晴らしかったとおっしゃっていました。
行くぞーーーー!!今年中に…
早めに…
桜ヶ丘邪宗門のときのように、二度と後悔しないように。
胸に誓いつつ、そして素敵なお店を満喫できた余韻に浸りながら、充足感で帰路についたのでした。
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
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