なんかね、心がぐらぐらするんだよ。あの不安定な気分にさせられることそのものが、私にとって「春」っていう感覚で。これは、東京にきて見事な桜の木を目にするようになって、より強くなった。一人暮らしを始めた、あの春のそわそわ、わくわくした感じ。それが桜の美しさとリンクする。
桜といえば、私は「四月物語」という岩井俊二の映画を思い出す。
東京の一人暮らしの生活が新しく始まる感じが、淡彩スケッチみたいにきれいに描かれている。
毎年春になると、観てしまうんだよねー。
こういう人が、「四月物語」のレビューのサイトなんかではよく見かけて、そのたびに「このひともおんなじだ。。それだけで、このひとと仲良くなれるかも。。」とか、勝手な妄想を抱いてしまう。