てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

新春、函館旅行。『北島三郎記念館』『ラッキーピエロ』カフェ『ハルジョオンヒメジョオン』喫茶『菊泉』など

今年もよろしくお願いします。個人的には、いろんなことが起こる1年になりそうでどきどきです。何はともあれ、体力を維持して健康第一で1年過ごしていけたらいいな!

私はお正月は函館に行ってました。母とおばあちゃんの旅に元旦から合流です。おんなじ血の集まりの3日間って、なんかかなり独特でした。
あらためて、ウチの女系はみんな、パワフルでした。誰も病気しないし…。ありがたく、すばらしいことですがね。毎年思うけれど、私が一番パワーないや。あーあ、がんばります。
で、函館に着いて、最初に向かったのは駅前の市場。どうしても押さえておきたいウニいくら丼で、テンションあがります!

そんでもって、夜景を見ました。もうこれでほとんど函館のメインをおさえちゃったような?やっぱりきれいでした。晴れでよかった!

旅館より、初日の出ならぬ1月2日の日の出。

海も穏やかできれい。カモメがニイニイ鳴いていた。本州の陸が見えるのです。津軽海峡です。感動です。

それから私たちは北島三郎記念館に行ったのでした。笑 なんだかおかしい。でも、行きたかったの。どこからか楽しいって聞いていて。どこからだよって感じだけど。私が行きたいと言い出し、サブちゃんファンのおばあちゃんは、驚きと喜びであららーって感じでしたよ。ここは本当におもしろかったよ。サブちゃんがスターになるまでの経緯がわかりやすく豪華に展示されていました。小さな頃のサブちゃん。よくわからないけれど、こんな写真だけでちょっとおかしい。

高校時代、列車で高校に通うサブちゃん、の等身大人形。同じ列車に乗って、一緒に窓の外の景色を楽しめる。苦労の時代で、涙のエピソードがいっぱい。

そこからあらゆる苦労エピソードを経て、スターになるサブちゃん。コンサートを見ることができる。「まつり」を歌う、等身大のロボットのサブちゃん。これ、かなりすごかった!

細かい動きでおもしろすぎる。これらをサブちゃん本人が監修しているのだから、なんだか、やっぱりおかしい。

コンサート会場外には、お客さんの握手を待つサブちゃんの等身大人形が!またかようっ。今度はブロンズ像で、いきなりしゃべりだす。ウチのおばあちゃん、びっくり。笑 北島三郎記念館は、豪華だった。1,500円と入場料はかなり高い。けど、ちょっとでもサブちゃんに興味があったら足を運んでみては。おかしいですよー。大満足でした。

五稜郭へ。今回一番行きたかったかも。「篤姫」の影響で、幕末の時代のことをなんだかちょっと勉強していたりして、北海道の始まりをあらためて知りたかった。以前修学旅行かなにかで来たことはあったけど、なぜ星形か、ペリーが来てどうなったか、なぜ函館が北海道のスタートなのに県庁所在地はは札幌になったか、など、いろいろわかった。北国産まれたるもの、母国の歴史を知るのも良いことだなあと!すっきりしましたよ。


初めてラッキーピエロに。噂に聞いていたけど、ここのハンバーガーめちゃめちゃおいしいね!?お客さんも多くて、メニューも多い。こんなお店近所にあったら通っちゃうね!

金森倉庫を散策。中には職人さんが手がけた雑貨も売っていたりして、見ていて楽しい。「明治館」の外観。


夜、タクシーの運転手さんにお願いして、ドライブ観光することに。しっとりきれいな、教会のライトアップ。

八幡坂からの夜景。ロケ地によく使われてるとか。海が近くて船も見える。

旅館に戻ってお風呂にご飯!カニ食うたー。普段のひとり旅などと違って、やはりちょっと豪華。母よありがとう。

次の日は青函連絡船摩周丸」を観に行くことに。私はリアルタイムで青函連絡船に触れていないけど、乗船経験のある母とおばあちゃんは懐かしそう。昔、大きな沈没事故もあったんですね。ここも貴重な資料がいっぱいで見応えがありました。

それから私の要望でオサレ喫茶「ハルジョオンヒメジョオン」へ。蔵を改装していて趣のある外観。2Fにはよいセンスの服やさんもあったりで、穴場でした。



塩ラーメンをいただくことに。並んだ割には観光客向けのお店と味、という感じだったかも。ありがちです…。

教会巡りへ。ハリストス聖教会。ロシアの建築だそう。函館の教会は歴史があって、由緒正しいところが多いんですよね。

関係ないけどアジサイの枯れたの。アジサイの枯れた様子ってなんだか好きなんです。

ヨハネ教会。一番気に入りました。どこから見ても大胆できれいな形が好きです。

元町カトリック教会。これらの教会は、すべて同じ場所に点在しています。


おばあちゃんが行きたかった喫茶店『菊泉』。函館の文化財だとか。おばあちゃん、すっごい嬉しかったみたいで、テンション高くていい笑顔。



私はパフェセットを食べました。うま!うれしい!宣伝がすっごいかわいいです。


最後にトラピスチヌ修道院へ。ここも由緒あるところですよね。修道女は、毎日朝3時半に起きるそうですよ。自給自足だそうですが、一方でクッキーやバターはよく売れていて函館でも有能な企業だそうです。笑

たっぷり楽しんだ函館。狭いので、すべてどんどんまわれるのもいいです。食べ物がおいしいところはいいですよねー。久しぶりの北海道の旅。歴史も感じつつ、わいわい楽しみました。
函館は北海道でも、極端に雪が少ないです。海風は冷たいけど、日差しも多く当たるので過ごしやすい。観光ポイントは全体的にぱらぱらとしていて、まとまりがない印象も。ちょっと不景気なのかも。地方客はタクシー運転手さん曰く「旭山動物園に持っていかれてる」そうです。
でも一番歴史を感じられる場所だし、海を挟んで本州というのも、なんだかロマン。有名人がたくさん出ていたり、私が言わずとも北になくてはならない場所。大地主など、極度のお金持ちも多い場所だったりして、前よりちょっと函館に詳しくなって帰って来れました。
旅はたのしいです。今年もできればいろんなところに行きたいなあ。