てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

北斗星に乗りました。

北国から帰ってきました。北斗星に乗って地元に戻ったのは初めてでした。

上野駅に北斗星が着くや否や、みんなが駆け寄ってきてカメラをパチパチ。
飛行機で100分足らずで行ける場所を、16時間もかけて。しかも、飛行機よりも値段は高い。それをわざわざ選択して乗り込む乗客たち。。。。もう、求めているものは「ロマン」以外の何者でもないはずだわ。と思い、ひっそり胸が熱くなってました。




このきれいなブルー。そして文字のロゴ。あちこちに星が散りばめられているデザインなど、きゅんきゅんでした。昔からそのままにしているところが最高です。




私の部屋!!「ソロ」という完全個室スペースで、広さは一畳ぶんくらいです。明かりもかわいく音楽も聴けて、もう私だけの小宇宙感がたまりません!浴衣の模様は「JR!!!!」わーい、珍しい!もちろん着て寝ました。




部屋から出たところ。細い道を通ると、ロビーへと続く。ビールやおつまみで、ひとり乾杯しました。やがてアナウンスが入り、すべり出すように静かに出発!!!!
ワクワクしちゃって嬉し過ぎて、体が熱かったです。これだけのために乗ってもいいくらいの興奮でした。




ロビーのスペース。テレビもあります。これを抜けると、食堂です。




コース料理の食べられる食堂スペース。でも、私は21:30過ぎからの自由時間を待って、アラカルトで注文。カレーは本格的でした。ビールは北海道のクラシック☆




青函トンネルを抜けて函館にて朝を迎える。この辺りから車内アナウンスも、駒ヶ岳や大沼公園など北海道のガイドが丁寧になり、旅情を誘います。車内アナウンスの、静かで乾いた感じの声がまたいいんだな。。。
写真は部屋のカギ。しっかりした革に、バーコ印刷の凹凸が素敵です!



到着ー! 最後に、乗車した6号車を改めてパチリ。お世話になりました。ここまで駆け足で写真を載せましたが、16時間の長いような短いような旅。ほんとに楽しかったー!




ちなみに札幌から旭川までは「スーパーカムイ」に乗りました。
北国の中を走る汽車は、名前も素敵。北海道のロマンって、確かにある!育った街なのでよくわからなかったけど、離れて気づいた、とても独特な風土の根づく土地。
北海道は車窓風景も楽しいし、少しさびれた駅や、アイヌ語を語源としたかわいらしい駅名、それぞれの土地の美味しいものもいっぱい。寒さもまた、ロマン?
地元ながら、また旅したくなりました。



喫茶巡りもたくさんしたので、それはまた後日に。。。