言うまでもなく私は喫茶店が好きですが、こちらも言うまでもなく、お店のマッチも大好きです。
でも最近はリピートで訪れる喫茶店の方が圧倒的に多かったのもあり、新規でマッチをいただくことも減りました。ということで、秋から冬にかけて一時期、マッチのオークションのサイトをのぞいていました。
その中で、京都の「ソワレ」「ユニオン」「セブン(既に閉店)」などが含まれた豪華なマッチオークションがあり、そちらを競り負けてしまってからは(いくら欲しくても5,000円以上は出さないことにしている…)しばらく心が折れていたけれど、再びかわいいコレクションをいくつか発見し、その内ふたつを落札しました。
コロンバンの缶に入れられて私の手元に届いたマッチはすごい数に。整理しきれていないんですが、特にかわいかったものの一部をアップしようと思います。
競り落とす決め手になったこのブック型のマッチは、曜日ごとに7色で作られていて、とてもかわいい。ミニブックマッチも。
「サンレモ」のマッチは貴重なものなんだそう(時々、価値をわかってないものがある…)。それからミスド。肉の万世のマッチの崑(こん)というサインは、おそらく黄桜カッパでお馴染みの清水崑さんなんだと思う。
ミスドに続き、ケンタッキーも。
ルノアールのこのマッチ、持っていなかったので嬉しかった。
昭和の銘菓のお店や、美しいパーラーなどのマッチ。
不二家のマッチは、さすがとってもかわいい。なんていうか、愛らしいし、夢がある感じ。。
なんとも美しい、豊島屋・鳩サブレーのマッチ。これも嬉しかった。今もあるのかどうか、不明です。赤/白の配色が気持ち良い!
「製作中マッチ」のゆるゆるとしたイラスト。わんこ。。。!
お洒落なデザインたち。
表裏どちらもきれいなデザイン。表→裏で絵が続いているものも。
民芸品のようなマッチたち。「えぞ御殿」は、札幌の狸小路にあったそう。これらは紙質もざらっとしていたり、インクがぽってりしていたりと、風合いも独特。
武蔵小山にて、数年前に閉店してしまった「ナイル」。お店には足を運べなかったけど、このかっこいいマッチより、雰囲気を想像してみたり。
色合いの似たマッチたち。頭薬の色が美しいです。「コンパル」のマッチも。
裏も表もイラストが素敵なマッチたち。ちなみにお店の場所は、東京、名古屋、札幌のものが多かったです。
モノトーンのマッチたち。
側面まで表組みになっているマッチ、珍しい。。「珈琲若」、いい名前!入ってみたかったです。そうしたら、裏面がなぜキリン?なのかも聞きたかった。
そして、なんともセンスのよいこのイラスト!ほれぼれしてしまう。版ズレの気持ち良さも改めて感じ入りました。店名のロゴもうまく取り入れたらもっと素敵なのにとも思うけれど、それでももうこのままで飾っておきたいくらい素敵。
店名がまた「ぼくの家」。いいなあ。
…という、駆け足で紹介した落札したマッチシリーズでした。2度落札し、1,000円〜2,000円くらいでした。すごく増えてしまい、今は持て余してます。整理した上で、手放すものも考えようと思っているところ。私自身は、以前はもっといっぱい欲しいなとガツガツした気分にもなっていたけれど、今は少し気が済んだこともあるのか「あってもなくても」という気持ちに。
それでもやっぱりお店にあると嬉しいし、来年こそはオリジナルのものも作ってみようと、実は今、イメージスケッチを描いています。
昔の美しいデザインには及ばなそうですが、ときどき名刺代わりに渡すことができたら嬉しいなー。