あどさんに教えてもらって一緒に訪れたリリーは、一目見るなり大好きになりました。喫茶店が階段を降りた半地下であること、じゅうぶんにゆったりした店構え、上が昭和のブティックであることなど…
このお洋服の組み合わせ。。。いつ頃からのディスプレイか分かりませんが、パンツのシルエットやインナーの青も今っぽく、ジャケットが最高にかわいいですね!
穏やかな雰囲気のマスター。写真をたくさん撮らせていただく。
スナックルームのようでもある内装は、光の入りが明るくて、すっきりと気持ちのいい空間のように感じられました。すべてがセピア色。
居心地がよさそうな雰囲気が、写真からも伝わるだろうか(下手だからな…無理かも)? この間、たくさんマスターさんとお話させていただいたのだけど、なんとも穏やかな、素敵な方。
マスターさんに注文したのは、「アイスジョッキー」。
出てきたのは、アワアワなアイスコーヒーでした!
「最近欲しがる方が増えてきたので、奥から引っぱり出したんです」と仰っていたマッチは、さりげない「リリー」の花もポイントとなった、素敵なものでした。
こちらの喫茶店は、昨年発行された純喫茶の書籍に掲載されたとのことで、随分お客様が増えたと仰っていました。今は喫茶巡りのため、全国各地から来る方も多いそう。
書籍の著者の方とは、お店のカウンター(アール型で素敵)にて、“ちょっと特別に”と2人でお酒を飲んでいろいろ話したとも仰っていました。
が、知っている方も多いかと思うのですが、著者さんは若くして昨年亡くなられたとのこと。。。私よりもずっと若い方で、突然のことだったそうで、ほんとうに、なんといっていいかわかりません。
マスターと著者さんは、書籍ができあがったら届けにくるので、またリリーのカウンターで一緒にお酒を飲もうと約束していたそうです。