鉄道ファンにはお馴染みの“カレーと喫茶のお店”、祐天寺の「鉄道ムードの店 ナイアガラ」さんには、ずっと行きたいと思っていた。喫茶仲間3人で晴れておじゃますることに。
かつては駅前にあったそうだが、少し離れたわき道に移転されたそうで、そんなことも知らないままだった。
私は鉄子というほどではないけれど、北海道への帰省に北斗星を利用してみるくらいは好きだし、キーホルダーも北斗星、DVDも買い、廃線となる増毛駅(終着駅)ではなんとも言えない思いにかられるくらいには好きなので、やっぱり初めてナイアガラに来ることができ、とっても興奮した。
個人的にたまらなかったのは、店内に流れる郷愁感あふれる音楽です。
もっと、賑やかで楽しい音楽がズンチャと流れているのかと思ったら、全然違う!非常に、カントリームードまんさいなBGMだった。
そんなセンチなアラフォー・田舎出身者の私は、ナイアガラにて“泣けてくるアイテム”をあれこれ見つけては、今すぐ北国へ列車で帰りたくなるような気分にあおられ…。涙目に(不安定なのか)。そもそもナイアガラへ入店できた嬉しさもあったし、いっぱいいっぱいに!
ナイアガラさんのあふれんばかりの鉄道愛は、鉄道マニアだけではなく、全国津々浦々の駅員さん、近所のちびっ子、有名人の方々など、さまざまな方との長年の心の通い合いで培ったものということが、お店のすみずみから伝わりました。
そこにカレーが機関車に乗って運ばれてきました。そう、こちらの名物は、注文したものがすべて機関車に乗って運ばれてくること。
いい感じのスピードでレールのカーブを曲がってきて、もうシャッターも間に合っていません。
友人の頼んでいた、鉄道食器に盛られた正統派の“お子様カレー”、そして私のハンバーグカレー(おいしいです!)。食べながら、お店の中を相変わらず眺め続ける。いろーんな琺瑯の看板。ランプや時計。エンブレム。楽しいなあ…。
店長さん(駅長さんと呼びたくなるけれど)がお店に顔を出された。是非店長さんともご一緒に撮りたいなと思い、お店を出るときにお声掛けを。笑顔で応えてくださる店長さん。
お店の前でスタッフさんに撮ってもらいました。
店長さんが「ハイチーズ」の代わりに「しゅっぱつー、しんこーーーう!」と大きな声で仰ったので、嬉しくなって仕方ない。
ほんとに列車の旅をしてきたような気持ちになりました。
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marble marble テラコリダイアリー
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブル模様やマーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble テラコリダイアリー」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)
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