友人と築地にやってきた。
豊洲への移転が決定している築地場内市場。この中には現在残る最古の「吉野家」の店舗をはじめ、飲食店も多数あり、その中には喫茶店もいくつかあります。
どうやらこれらもすべて、11月に豊洲へ移行してしまうようです。
「今の内に是非!」というお誘いを受け、「はっ、確かに!」と思い立ち、夜型の私にしては珍しく朝10時に待ち合わせをし、いざ喫茶のはしごを。
まずは「愛養」。お隣の「寿司大」さんの大行列はすごいけれど、こちらもほぼ満席。奥のテーブル席が空いていたためここに着席する。
築地で働く方々がサクッと食べられるようなメニューが並ぶ。
食べたかったのは、このシンプルなジャムトースト。せわしない築地の喧騒のなか、ひとくち食べて少しホッとする。
そのうち人もいなくなったので、カウンター席の方も撮る。
お昼の12時くらいには、だいたいの飲食店が店を閉めてしまう。
さらに行こうと思ったのは「岩田」さん。でも満席。
どうしようかとウロウロしていたけれど、通りがかりに発見!!!ここも行ってみたかったのです!「センリ軒」さん。友人も私も気持ちが高まる。ウロウロしていて良かった!
とても古くて小さな店内で、シンプルなコーヒーゼリーを。メニューは洋食屋のように豊富で、お店の方は忙しそうにシチューセットをいくつか作っていらした。
場内で働く方への、出前だろうか?
やはり、過ごしてみて思ったけれど、築地の場内の店舗はとっても古い。私は古いものに惹かれるので、来ることができてすごく嬉しかったし、映画のセットみたいな世界観にも、たまらない気持ちになった。
…どうにか今のままお店が続いたらなんて思うけれど、ここでずーっと働いてきた方にとっては、やっぱり新しくなってきれいになるのは嬉しいのかな? あまりにも古いのであれば、仮に私だったらやはり嬉しい。もちろん名残惜しさもあると思うけれど。そう考えると、喜ばしいことなのかも…?
ちなみにこの本を持参しました。「愛養」「センリ軒」さんが載っている!
改めて読むけれど、いいお店ばかり、すごい情報量。今回お供した友人もバイブルだったとのこと。10年以上も前の本だけど、この本には東京散策の原点のような魅力がつまっている。
この本を片手に、移転前に足を運べて嬉しかったです。
築地での〆は「マコ」さんで。
こちらは場外にあり、移転等はなにもないとのこと。張り紙もありました。
ここのお雑煮が大好きだけど、今回はまだまだ次があるためレモンスカッシュを!
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
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