モーレツにかっこいいお店と出会ってしまいました!
きゃー。
お店は「ルビアン」といい、食べログでは写真は出てこなかったのですが、関連画像でブロガーさんの撮った写真がいろいろ出てきて、それがとても良い感じで…。
ぜひともこの目で見てみたいと思っていました。
想像以上にかっこよく、美しい映像の邦画のワンシーンに入り込んでしまったかのような雰囲気で、足を踏み入れた瞬間に興奮、時間を追うごとに細かな内装のディテールにもどんどん気づき始め、さらに興奮がとまらず…。
鼻血が出そうな勢いで楽しんでしまいました!
私の拙い写真では伝えられる魅力も半減でもどかしいですが、お店の方にも許可を頂き、なんでもかんでも隅々まで写真を撮らせていただいたので、ご紹介したいと思います。
ここまで紹介して改めて思うのですが、ルビアンさんの内装は、とにかくアールの使い方がかっこいいのです。
カウンター周りの棚、テーブル、天井の装飾、奥のキッチンから店内に入る部分の仕切り、出入り口のドアの形、窓の形。全部アールです。
そしてこの、店内の手前と奥とを仕切るパーテーションの部分も、アールの凹凸。
横から見た図。ものすんごい凝ってます。
私はすんごく感動したことを伝えましたが、マスターは始終「古いだけですよ!」と謙遜されていました。
…いや、やっぱりほんとにかっこいい。
そして、昔のお店の写真などいろいろ見せてもらいながらお話を伺いました。(マスターありがとうございました。)
「ルビアン」は、マスターのお父様が設計されたそう。
内装の設計は独学とのことですが、こちらをオープンするにあたり、お父様はディテールをこだわりにこだわり、内装工事は予定より時間をかけて行ったそうです。ご覧のとおりセンスがめちゃめちゃ良く、他にも内装を手がけられた喫茶店は滝川に数軒、深川にも一軒あるとのことでした(まだ残っているかはわかりません)。
ちなみに店頭には駐車場がありましたが、この部分は前は店舗で、内装を壊して作られたそうです。
けれど、のちほどお店の目の前がスーパーになり、広い駐車場もできたので、みんなここに停めて来るから壊さなくっても良かったかなあとおっしゃっていました。
ここが店舗だったときの写真を見せてもらいましたが素晴らしかったので、確かに駐車場じゃないときの内装も見たかったなーと思いました。
反対側のこちらのクッション壁もかわいくてかわいくて…
ライトもかっこよくて。
いつもなら、こういった「わー!」っと思うポイントって純喫茶にひとつ〜ふたつあれば十分に大興奮なのですが、ここはポイントだらけだったし、何しろ私は2度と訪れることができるかどうかもわからなかったので、この短い時間がほんとに楽しかったです。
レモンスカッシュとトマトジュース。デートのワンシーンみたいな写真になりました。親子で来てるのに…。
明るい時間帯に来ましたが、日差しと影のコントラストが素敵な店内でした。が、夜の照明がついた状態だとまた別世界らしく、1日に昼と夜の雰囲気を2度楽しみにいらしたルビアンファンの方もいらっしゃったそう。
北海道の街は、やはり、関東住みの今の状態に比べるととってもローカルなため、どれだけ素晴らしい純喫茶があっても、足を運ぶ方の数がかなり少なく、それがもどかしいです。
”純喫茶が好きな方”という括りでは、東京でだってそれほど人数は多くはないのかもしれません。
けれど“この感動を発信する方”は、北海道に比べると圧倒的に多いから、もっといろんな人が知って、発信して、それを見た人が足を運んだら、もっと感動を分かち合えるのになあと思います。
なんて思うだけでは何も変わらないので、私も私なりに、ブログ以外でも頑張って北海道の純喫茶のことを発信できたらなーと思います。
(いま、ちょっと冊子を制作しています)
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
- イラストサイト:http://tellacoli.com/
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