10月1日が「珈琲の日」であることをご存知ですか?
コーヒーの新年度が始まるのが10月で、この日がコーヒーの年度始めとなり、さらに日本では秋冬期にコーヒーの需要が高くなることから、全日本コーヒー協会によって、10月1日が「コーヒーの日」と定められました。1983年のことだそうです。
ちなみに4月13日は「喫茶店の日」!
1888年(明治21年)4月13日に、東京の上野で日本で初めての喫茶店「可否茶館(コーヒーさかん)」が開業したことに因んで制定された記念日です。上野の下谷上野西黒門町には、その記念碑も建っているのですよ。当時は「喫茶店」というものが前衛的過ぎてあまり流行らなかったという話もあります。
はい、うんちく終わり〜。
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さて10月1日。
我々喫茶ずきのスタァな存在である沼田元氣さんと、鎌倉の素敵なカフェ「vivement dimanche(ディモンシュ)」のマスター堀内さんのイベントに参加しました!
まちの大学「みなさんでつくる喫茶店学入門」です。
この日だけ大学生!
私はオンラインで参加しました(サテライト授業!?)。
私の友人たちも続々と参加。鎌倉の教室に行った者もあれば、私と同じくサテライト組もいました。
開講前にはちゃんと課題も提出し(と言っても好きな喫茶店とその理由を回答するだけ)、いざ授業へ。
参加の申し込み後、事前にいただいた教材(!?)。
マッチの箱、嬉しいなあ。
いただいた珈琲(堀内マスターが今年現地で買い付けたコスタリカのドリップバッグ)をお供に、いざ授業を拝聴!この珈琲、おいしかったです!すっごい、よい香り。フルーティーなワインみたいな。びっくりした。
普段は酸味のない味が好きですが、美味しい珈琲って酸味あるなし関係なく美味しいね。
沼田元氣さんからは北海道の喫茶店のお話が思いがけず多く出ました。この本を読むとわかるのですが、実はヌマ叔父さま、北海道の喫茶店とご縁が深い。堀内マスターも、札幌の老舗カフェ等とさまざまなお繋がりがあり。
私は思わず本棚からこちらを取り出して参加。
以前札幌の「オリンピア」で店長さんに教えていただいた本です。札幌の喫茶店の歴史が、全部書かれてます。
〜授業を終えて思ったこと〜
- やはりその地域ごとの喫茶の歴史が知れると、よりおもしろい。ぜんぶ今に繋がっているから。ただ「かわいい」「なつかしい」ときゃっきゃするのも楽しいけれど、歴史を紐解くと、その地域の喫茶の特色が数珠つなぎでわかり、喫茶店への想いに厚みが出るし、感じ方に正確さが加わるというか…。より、その地域の喫茶店やお店の方を愛せるようになると思う。ヌマ叔父さんと堀内マスターがそうであるように。
- ヌマ叔父さんと堀内マスターは、50代後半〜60歳というご年齢でありながら、いつまでもお若くユーモアがあり、私が言うのも失礼かもしれませんが大変キュートでありました。そしてお洒落!!魅力的なお歳の取り方をされているおじさま達。好奇心を失わないお二人の生き方に、刺激をいただきました。
ちなみに私、「純喫茶」ばかりが好きな印象があるかもしれませんが、そんなことありません。カフェも好きだし、コーヒーチェーン店も好きだし、サードプレイスコーヒーと呼ばれる場所も好きです。
いちばん好きなのは自家焙煎の珈琲専門店です。
気持ちが高揚したり、落ち着いたり、味わったりといった、目的でいろいろな選び方ができる喫茶店が、あいかわらず好きだなーと思いました。
2017年、ディモンシュに行った際の写真が出てきました。ディモンシュのオムライス、最高に美味しいですよねー。氷出し珈琲も。
そのあとに行った由比ヶ浜の海岸に砂に書いた、珈琲への熱い想い。
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
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