ワクチンによる休養も経て、通常業務に戻りました。
…と本格的に復帰するその前に、ちょっと喫茶店へ…。
おいしいトーストが食べたくなって、人形町の喫茶去快正軒さんへ。
マーマレードのトーストがカリカリ、ジュワーっとしてて、大変幸せでした〜。
店内は撮影禁止だったため、テーブル上だけ許可を得て、あとは外観を撮る。
テントサインには大正八年創業の文字。すごい。
人形町って老舗店ばかりです。江戸時代から続くお店もざらな感じ。
そしてチェーン店も多いですが個人店もひしめき合っていて、サラリーマンのランチには天国のエリアだと思います!
近年は閉業・建て替えも多いですが、ビジネス街なだけあって、平日お昼時の活気はいつ来てもすごい。
駅前の交差点も「甘酒横丁」という良いネーミングだったり、なんだか「食」との密着度が高い町という印象です。
そんな食の町・人形町は、もちろん喫茶店の数もハンパない。けっこう巡った気になっていたけど、まだまだ未踏のお店がある。
マップに出てきた「GUCHI」という喫茶店へもはしごしてきました。さっきトーストを食べたのに、カレーを食べるというわんぱくぶりです。
だって食の町だから…(うんうん)。
GUCHIは完全なる喫煙愛好家の集いの場となっていて、煙もなかなかだったんですけど、私は特に馬グッズの多さにびっくりしました。「GUCHI」のロゴの「G」の文字も蹄鉄(ていてつ)のようなデザインでしたし、同じく蹄鉄イラストの入ったマッチもずらりとコレクションされていてすごかったです。どれも過去に使われていたそうです。
ところで、偶然だろうけど人形町で目についたいろんな「クマ」達。
東京にはその名も「北海道」という居酒屋チェーン店があるのですが、人形町店は路面にこんなヒグマが…
けっこう大きくて迫力です。こんな都会の真ん中で、何を叫んでいるんだろう…
そのあと、建て替えの工事現場の手前にあったパン屋さんの看板。
「かわいい」と「シュール」を行ったり来たり…
というか、シチュエーション的にはシュール寄りかな?吊るされている感じとか…
あとは、ガチのヒグマが食べられるよ〜っていうお店です。
ジビエ料理の専門店なんですが、ここは実は2年前に夫の誕生日で訪れました。
トドとか鹿とか、あらゆるジビエ料理をいただけるんですが、そのあと「ゴールデンカムイ」の人気がいよいよ本格的となり、今回お店の前を通ると、「ゴールデンカムイ」にも出てくるメニューも食べられます!という表記がありました。
おもしろいですよね、「ゴールデンカムイ」。
前に最新話まで無料でwebで公開されていたときに一気読みし、世界観に夢中になりました。
北海道の歴史もわかるし、開拓使やアイヌの人たちがどうやって生き延びようとしてきたのか、時にリアルに、時にギャグ要素をふんだんに伝えてくれます。
獣たちをガンガンさばいて食べて…というシーンも多いですが、命に感謝して食べる姿勢が一貫して描かれているので、学びも多いです。
最終巻まで出たら、また一気に読み返したいなあ。
杉元がかっこいいですよね。
日露戦争に出征した作者の曾祖父がモデルだそうな。
人形町は、今度はまた飲みに足を運びたいな。
いまだに自由にいろんなお店に行く!というのが躊躇われてしまう日々ですが、夫や友人と、何もかんがえずにわいわいハシゴ酒をしたいものです。
字面だけで惹かれます…
marble marble マーブルマーブル
- 東京在住のイラストレーターの日常の記録。
- 人見知りですが、せめてブログはマーブルチョコのようにカラフルになるよう「marble marble マーブルマーブル」としました。
- ◾️喫茶巡りが趣味。通った1000軒ほどの喫茶店を【純喫茶リスト】にエリア別にまとめてます。
- ◾️Instagramでは、【喫茶通いのイラストルポ】を更新中。ここにも載せています。
◾️40代半ばから似合う服について考えるようになり、【ワードローブ】の研究記事も。 - ◾️ご感想などこちらまで:marble●tellacoli.com(●→@)
- ◾️イラストサイトの閲覧・ご依頼、お気軽にどうぞ!【寺井さおりイラストレーション】