てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、いろんな日々。このたびブログタイトルを「マーブルマーブル」より「てんとてん」に変更しました。

怒涛の6月/テレビで見ためちゃくちゃ好きなシーン

6月すごいですね!

初旬は涼しくて毛布が必要か?と思う夜があったはずですが…。

雨のほとんど降らない梅雨が始まり、あっというまに終わり。

今は35度以上にもなり。

 

頭がぼーっとしちゃって、今日ぜんぜん仕事にならないです…いや、がんばります、この後がんばる…せめてPCで手を動かそうと思ってこれを打っています。

先日久しぶりにアップしたインスタでは、マッチのイラストを。すごく前に描いたものを再構成。旭川と札幌の喫茶店。今年も行けるかな?

 

まだ涼しかった時に、友人と目白エリアを散歩しました。喫茶「伴茶夢」へ行き、それから自由学園明日館へ。さらに喫茶「ダフネ」にも。

その時のことものちに綴りたいのですが、今回はその散歩道に出会った涼やかなお店の画像を。

ここね!マークも店名もかわいいんですよね、本当にね。

ここを通った瞬時に「これはもう、北海道出身のさおりさんが行くべくお店じゃないですかっ!」と友人の方が熱くなってくれて。

う、うんっ!!!と思いつつ、夕方に目白の奥地にあるスナックに行くのはなかなか難しく…

…でもそういえばここに行きたいって、前に通った時もそう思ったんだったな。

すっかり忘れていた。

二度も思ったなら、行かねばな〜なんて。

店頭のディスプレイも昭和で、ボトルに書かれた店名や絵もかわいい。

…やっぱ行かねば!

 

6月はそういえば、お友達ご夫婦と4人で高円寺にも行ったんでした。高円寺に詳しい旦那さんを頼りに、個性の強い街散策。

おもしろい商店街ばかりで、街ゆく人も。…なんだろう、高円寺っぽいというか…?古着屋の多さにもびっくり。お隣の阿佐ヶ谷とはまた違った雰囲気。

私の夫はほとんど来たことがなかったみたいでカルチャーショックを受けていました。

キン肉マンショップが。私たち夫婦だけがこの前で撮りました。笑

最後に行った焼き鳥屋さんもリースナブルなのにおいしくてとてもよかったです。

 

実家から送られてきたホタテとタコ。主に日本海オホーツク海側で採れるみたいで、めちゃくちゃおいしいんです。

ホタテの殻剥きはけっこう大変ですし、殻はしっかりまとめないと生臭くなっちゃうんですけど、やっぱり北海道の海の幸はうまいべさ〜〜ってなります。

到着した日に、まずはお刺身で。貝ひもはバター炒めで。

作り置き用。ひとつは白だしベース、もうひとつはイタリアンで。冷やすとおいしいやつ…

ホタテのバター炒め。なぜ調理最中の画像なのかというと、帰宅中の夫に撮って送ったから。

ほうら、こんなに美味しそうなものがもうすぐできあがるよ〜わはははは、みたいな。

あおり画像ですね。

 

所用で東京に来ていた友人と、久しぶりに再会。

笑いのツボがよく似ている気がして、終始笑いながら東京散策をしていました。

同い年の友人とは、年々建築物を見るのが楽しく、この日は有楽町〜国際フォーラム〜KITTE屋上庭園〜東京駅〜東大構内〜上野不忍池と、ずいぶん歩いていろんなものを見ました。

写真や映像ではなく、生で実際に見るおもしろさがあるし、当時の歴史や、背景にあった日本のことをちょっとだけ学べるのも楽しいんですよね。

ダイナミックな建築に圧倒されながら、ほわ〜〜〜っとぼんやりするのもよいです。

不忍池の蓮もずいぶんと育っていました〜

あと、100均があるため立ち寄ったABAB UENO(アブアブ上野)のローカルさに心和んだり、激安服にきゃっきゃと食いついたりしたのも楽しかったナ。

夕食は羊香味坊。クセのある羊料理、友人も気に入ってくれたみたいでヨカッタ!

友人とは今回“推しの話”で盛り上がったりして、こうやって私たち世代も、色々なものを好きになったり興味を持って、生きる糧を一生懸命見つけているのだ、って思いました。

 

さてここから次の話題ですが…

 

テレビで見ためちゃくちゃ好きなシーン

冬に放送されてたドラマ「おいハンサム!!」が好きでした。

何が好きかって、台詞にふだん自分が思っていることが詰まっていたんです。

ドラマの冒頭。個人店(中華店)にて、味や雰囲気を楽しみながらも、こういったお店が減っていくことについて語り合う吉田鋼太郎と仕事仲間たち。

 

結局その中華店は閉店してしまうことになり、家族でよく行っていたから足を運ぶ吉田鋼太郎ファミリー。閉店と知って集まった人の列に並びながら、もやもやを大きな声で言う吉田鋼太郎。笑

いや、ほんとそうっすよ!!!と膝を叩くと当時に、私自身も痛いところを突かれてううっ…!ってなるシーンなんです。

 

私は喫茶ミーハーで、ひとつのお店だけに執着しているわけではないし、チェーン店だってもちろん行きます。

さすがに閉店と知って未踏のお店の行列に並び、えーなくなっちゃうのもったいない〜なんてヌルいことは考えないですけど、でも閉店と知ったら急にさみしくなったりありがたさを感じてしまったりという局面は大いにあります。

 

ちなみにこの後無事に吉田鋼太郎たちは店内に入り、思い出の品を食べます。

そしてご主人にさみしくなります、お疲れ様でしたと労うのですが、ご主人は「でもね、こんな店ほかにたくさんありますし、特に困らないと思いますよ」的なことをおっしゃるんですよね。

そして、なんだか言葉が出なくなっちゃう吉田鋼太郎ファミリーというシーンに続くんです。

 

それも、なんていうか、「そんなことありませんよ!!!」とはおそらく、言い切れないと思うんですよね…。せつなくも。

 

そんな、なんとも言えない感情になるドラマでした。

個人店の雰囲気や味、暖かさっていいな、チェーン店とはちょっと違うな、残っていてほしいなって思うなら、ドラマ冒頭の鋼太郎たちのように、それについてちょっと語るだけでも何かが変わっていくのかもなあと思いました。学生や子供はそんなわけにはいかないから、お金を落とす大人たちで。

 

「新しくなっていくの当たり前じゃん、時代も違うし世代交代もあるしシステムも変わっていくんだから。」みたいな現実的でロジカルなことを世のニュースなどで浴びていると、「確かに」と思う部分もありながらも、虚しく、心がさもしいような気持ちになることも。

まだ少し希望を感じるシーンで大好きです。

 

と言いつつ私はこのドラマを最初から見てなくて、なんか昼間の再放送でたまたま見たら気に入ってしまったんですよね。

いつか全話見てみたいな。

鋼太郎はほかにも何を叫んでいるのだろう?

 

以上、敬称略でテレビで見ためちゃくちゃ好きなシーンを語りました。

 

marble marble マーブルマーブル

東京在住のイラストレーターの日常の記録。
人見知りですが、せめてブログはマーブルチョコのようにカラフルになるよう「marble marble マーブルマーブル」としました。
◾️喫茶巡りが趣味。通った1000軒ほどの喫茶店を【純喫茶リスト】にエリア別にまとめてます。
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◾️40代半ばから似合う服について考えるようになり、【ワードローブ】の研究記事も。
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