てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

7月初旬の猿楽珈琲

そういや7月初旬はとても久しぶりに猿楽珈琲さんにも行ったのでした。

代官山時代からちょっとずつ足を運び…

なにげに20年近く?

早いなあ。

 

喫茶ミーハーの私はなかなか同じ場所に定期的に通うってことができていないのだけど、猿楽さんは長い年月お世話になっています。

濃厚な珈琲をむしょうに飲みたくなるし、薄暗くて心地よく引きこもれる空間に行きたくなるのですよね。

 

独特な頭の冴え方がして、アイディアスケッチやったりとか、新しい考え方に気づいてメモしたりとか、有意義な時間を過ごせております!

(実際にそれがほんとに冴えたものかどうかは、別です〜苦笑)

 

猿楽さんのアイスコーヒーのファンでもありましたが、マスターがおっしゃるには体を冷やしすぎてしまうということで、今はメニューからなくなっていました。

珈琲は体を冷やしてしまうのはごもっともですね。でも、私は好きなので飲んじゃうんですけどね〜…。

おいしいです。アイスコーヒー。氷のカラカラいう音も、グラスに透き通る珈琲の色合いも好きですし…。

猿楽さんの豆をたくさん買って帰ったので、自宅でアイスコーヒーをいただいております!

 

長く通うと、まったく変わらないスタイルでお店を続けているというのはあくまでも根本のマインド部分であって、実はこまごまとマイナーチェンジされていっていることに気づきます。

代官山時代からかなりメニューは減りました。弘明寺時代からも、変わっていったなあ。

 

それはうちの実家のスーパーも同じで、まあ実家は三代目となり、代替わりしたらそれなりに変わっていくものではありますが。

でも、初代の祖父のマインドは、幼かった孫の私から見てもはっきり感じとれるものでした。

二代目、三代目ともに

”マインドは把握はしている。その上での今の変化も、認識している”

という感じなんだろうなと思います。

それぞれのやり方で売り方、売る商品を取捨選択している感じがします。

これから時代とともにどう変わっていくのかな。

 

 

話は戻りまして、遠出してわざわざわ飲みに行きたい喫茶店、猿楽さんの珈琲と、珈琲のおとも。

静物画のような落ち着いた写真…

どの席も落ち着くんですが、特に引きこもれる席に座ることができました。

心地よかったな〜。

 

やっぱり喫茶店って、いいよね!ってまた思ったりしました。

 

コロナの感染者数は爆上がりという感じですね。

東京に住みながら一度も感染していないのは(したのかな?自覚がないだけで)、運の良さと引きこもり率の高さとしか言いようがありません。

でも、時間の問題なような気もする。夫は様々な方と会う機会が私よりずっと多い人ですし。

 

怖い事件も多く(仕事場の近くでの殺傷事件がこの数ヶ月で続きました…不気味です…)、無差別も多い東京では外に出るのも怖いし、感染も再び怖くなり、なんだか気持ちも引きこもってしまいそうになります。

それこそ運としかいいようのない部分もあるし、無駄にびびってしまうのも違うのかなという感じですが、居酒屋やバーなど、ちょっとためらってしまいますね。行動制限がないものの。

でもそんな小さな“できないこと”が蓄積されると、気づけば心身を病むこともあるので気をつけなければ。

反発も、開き直りもできない性格なので。難しい〜。

淡々とやり過ごせたらな〜という気持ちです。

 

marble marble マーブルマーブル

東京在住のイラストレーターの日常の記録。
人見知りですが、せめてブログはマーブルチョコのようにカラフルになるよう「marble marble マーブルマーブル」としました。
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