てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、いろんな日々。このたびブログタイトルを「マーブルマーブル」より「てんとてん」に変更しました。

スピッツ『ひみつスタジオ』毎日聴いてるよ。の話

とっても明るい雰囲気のアルバムがファンの元に届きました!

スピッツのアルバム『ひみつスタジオ』。毎日聴いてます。

 

私はもともとほぼ毎日スピッツ充な暮らしを送っています。

ファンクラブに加えて「オンラインメンバーズ」というものに入っているため、週2で4人の音声や映像の配信を見たりメッセージを受け取っているし、週1では草野マサムネさんのラジオ番組もあるし。

 

側から見るとスピッツというバンドの活動内容は控えめに見えがち?かもしれませんが、ご本人たちの性格が控えめなだけで、ファンに発信してくれるものが実は多いし、内容も濃密なのです。

しかもそれがブレずにずっと。

4人とも。

健康で落ち着いている。

そこがいちばんすごいと思う。

ずっと仲が良いというか、健やかで良好な関係性を感じますし、4人の会話もポンポンと楽しいんですよ。

 

だけどコロナの期間のスピッツは、外の活動はかなり注意を払っていたように思います。ライブはかなり控えめに…

スピッツは“ロックバンド”です(POPSっぽいイメージもあるかもしれませんが)。

なのでやっぱり生演奏を聴く機会が減っちゃうのは寂しかったですし、ご本人たちも不完全燃焼だったのでは…

それもあってか、メンバーの誰が感染したという話も一切聞きませんでしたが。

 

当時発表された曲も、コロナの真っ只中、って感じの曲が多かったです。


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ステイホームを想定したような曲『猫ちぐら』。

 


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悲しみやギリギリの気持ちを抱えて前に行こうとする『紫の夜を越えて』。

(私はこの曲が大好きです)

 

だけど実際にはコロナ禍の曲かどうかはマサムネさんのみ知るという感じですが。

 

そのあと発表された『大好物』は映画の主題歌でもあって、かわいい世界観のスピッツを楽しめました。


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ここから少しずつ、今のコロナ明け(一応そうですよね?)の活発な活動モードになってきた感じでしょうか?

2022年はライブ増えてきました!

私も「GO!GO!スカンジナビア」行きましたよ〜

 

 

活発モードになったスピッツが2023年になって発表した新しいアルバムは、そんな心境や今の時代の雰囲気にすごく合ったものでした。

カセットテープも発売されてます!

カセット!

なついなー。めっちゃ活用してましたよ!

レンタルショップができるまではラジオから音を録ったり、誰かと曲交換したり…

aiwaをいちばん使ってたかも。

TDKmaxellはシャープなイメージすぎたし、AXIA、SONYはちょっと高かったような。)

 

バンドサウンドが強めで、ライブでも盛り上がりそうな曲もいろいろ。

「おばけのロックバンド」という曲は4人が歌ってます!

4人が歌ってるのはスピッツ初。なんか照れくさいというか、ドキドキします。

 

誤解を恐れずにいうのならば、

「今一度みんなでバンドができて嬉しいな」

「おじさんといえる年齢だけどまだまだ俺たちがんばるぞ」

というような…

おやじバンドじゃないですけど、そんな演奏できる喜びが詰まったようなアルバムでした!

 

私はスピッツのアルバム曲を、ある日突然「この曲ってこういう世界観だったんだ…刺さる」

って思うことがあります。

スピッツのメロディーは聴き心地がいいし、割とふわっと聴けちゃうものが多いんですが、詩の意味とその時の自分の心境ががちっと噛み合った時、その曲がいきなりめちゃめちゃ刺さり、いきなりその曲で泣く、なんてことが多いんですよ。

 

今はアルバム『見っけ』に入っている「ありがとさん」という曲が刺さってます。

亡くなっている人を思っている歌です。

“いつかまた会おうね、これまでありがとさん”って内容の歌なんですが…

「ありがとさん」。

いいですよね。あまり使いませんが、良い言葉。

親しみと照れと飾らなさが詰まってるなと思います。


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『ひみつスタジオ』で今すでに刺さっている曲は「跳べ」です。

 

ここは地獄ではないんだよ

優しい人になりたいよね

己の物語をここから始めよう

暗示で刷り込まれてた谷の向こう側へ

跳べ

 

「暗示で刷り込まれてた谷の向こう側へ」

というのが特に気に入っています。

 

…自己肯定感がめちゃくちゃ低くて落ち込んでいる時って、だいたい自己暗示からくるものが多いんです。

何かをきっかけに、悪い方へ悪い方へ考えすぎてしまった。

ただただ考えすぎた。

わかっているけど上を向けない。体も重たい。

クセのようになっている、なかなか治らないやっかいなもの。

周りから見たらなんであんなに調子悪そうなんだ?と謎な状態かもしれません。

 

ときどきそんな壁に行き当たりますが、

それを上向きにさせてくれる曲を歌ってくれているんですかい?スピッツさん!

嬉しいなあって思ってます。

私だけじゃなくて、意外とこういう人多いよなっていうのが、今の私の見解です。

だからいろんな人に「跳べ」は刺さるんじゃないかな。

 

 

 

ちなみに今もっと元気がない時。起き上がる力もない時。

そんなときのアルバムは、『小さな生き物』『醒めない』あたりがいいかなあ。

スピッツには行き詰まった気持ちが解放され、浮遊感が心地いい曲が多いので、あまりはっきりと「がんばれ」って言われたくない時にも癒されるはず…たぶんだけど。

 

聴き込みたい曲がいっぺんに増えて嬉しい日々。

ちなみに今年本格的に再開する全国ツアーは、私は来年の武道館が当たりましたよ。

行く人いるかな?いるのかな?

楽しみですね!楽しみましょう!

 

私は武道館のライブって行ったことなくて…。

人生初がスピッツになりそうで嬉しいですよ。

 

これからも推しは推せる時に推していこう。

 

 

marble marble マーブルマーブル

東京在住のイラストレーターの日常の記録。
人見知りですが、せめてブログはマーブルチョコのようにカラフルになるよう「marble marble マーブルマーブル」としました。
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