前回のブログであんなに10月を賞賛したというのに、あの翌日あたりからの東京はものすごく寒くなった。
「結婚したい月」とまで言って盛り上がっていた私の身にもなってくれ。浮かれてしまったことが恥ずかしい。
とにもかくにも、暑さとは無縁の毎日。
底冷えにならない限りは嬉しいことには変わりない。
元気に暮らしている。10月を過ごす中で、気候に左右されやすい自分のこともわかった。
衣替えの季節になり、せっせと衣類を整理している。
冬モノと久しぶりに再会するのだけど、「あーこんな服着てたよな〜」と、半年前の思い出が蘇ってくる。
同時に「いったん脳がリセットされている時」って、「必要なものと不要のもの」へのジャッジも早い。
古いタイツだとか、なんだか難しかったニットだとか、ちょこちょこと手放した。
と同時に、押し入れの奥にしまい込んでいた「古い旅行バッグ」「かなり前のMac(iBook G4!)」「周辺機器」「過去のお仕事実績」「書類」などとも再会してしまった。
これらは「必要なさそうだけど、手放すには存在感もある、手放す作業もめんどくさいし、いつか使うかも知れない」と思っていたものたち。
薄々わかってはいたけど「次に使う機会」は一向に現れず…。
元気な10月、ノリノリな10月に、全部片付けた!えらい。
(Macは消せるものは全て消して、Apple Storeに持って行くことに)
昨年買ったばかりのMacが入ってた箱も片付けました。えらい。
ツルツルしてて頑丈で、デザインもきれいなAppleの箱。
あれ存在感すごくて、なかなか手放せないですよね。でも不要でした。
10月の気候も、私もえらい。笑
1年の半分くらいが10月みたいな気候だったらいいのになあ。



それから、秋冬に着る衣類や小物を出しやすい場所にセットした。この作業が楽しすぎて、いつも衣替えのたびにニヤニヤしてしまう。
ところで、脳がリセットされた視点で見た時、「ブルベの割にブラウンの服多いよな〜。なんでだろう」なんてことも思った。
(顔が童顔で髪色が真っ黒だから、「甘い」「重い」を中和するために柔らかいブラウン系を選びがちなのかな?好みのナチュラルな方向に、ブラウンでバランスを取ろうとしているのかも)
などなど、考えた。
ちなみに冬の服は十分にあった。インナーだとか靴下など、買い替えて行く小物は多そうだけど。
衣替えの寸前って「今年の私、何を着たらいいのかわからない!」と一瞬脳がパニくるけど、落ち着いて見直してみたら、充分あることに気づく。今年もこれらを着ていこう。
(直に着画の日記もアップするかと思います)

前にいただいていたミャクミャクさんのドリッパーが手元にあったので、万博も終わったことだしと、静かにいただいた。
「今別れたらそのまま思い出が薄れていってしまうかも」と、あの後もなんとなく万博のニュース(現地で働く海外の方を取材した映像など)をYouTubeで見たりする。
どこかの国のスタッフさんが「前に違う国の万博も行ったけど、日本の会場はきれい。マナーを守りますよね、とても良い国」とコメントされていた。それは良かったなあと思いながら、誇らしかった。
少し前までは万博会場のライブカメラ映像を夜にぼんやりと見るのも好きだったけど(閉幕後も毎日見れた)、大屋根リングのライトアップもついに全て消灯するように。本当に「夢の跡」って感じの佇まいをしている。
だいぶカメラに集まっていた人も減っていった。
私もどんどん離れていった。
そうやって忘れていきながら、次の季節に出会うもののことを心待ちにしたり、片付けをしたり喫茶店に行ったりして、どんどん日々は進む。
ミャクミャクさんも、いつか人々の前からいなくなっちゃうのかな。愛知の万博の「モリゾー」「キッコロ」みたいに。もしくは東京オリンピックの「ミライトワ」と「ソメイティ」みたいに。
脳内がリセットされた頃にまたふっと出会えたら、その時はどんな気持ちになるんだろうねえ。
そんなことを妄想した。
・・・・・てんとてん ten to ten・・・・・