錦糸町自体にも買い物で時々行くので(広くてのんびりしてるから)、喫茶店に立ち寄ることも多いですが、居心地のよいデリカップに行くことがいちばん多いです。
以前は喫煙可でしたが、禁煙になったせいか以前よりお客さんが少ないような気がしました。喫茶店は「禁煙法」の制定のあとにコロナという重なるダメージで、ほんとに足を運ぶ方が減ってしまったように思います。
「町の喫茶店」が作り出すその町の雰囲気、懐かしくてホッとする感じはとても貴重なので、ほんとうはずっと残って欲しいです。でも閉業されるお店が多い…。
駅前がチェーン店ばかりで、どの駅も似たような風景になってしまうのはとても嫌です。
そう思っている方は多いとは思うんですが、私もその一人です。
なので今日も、個人店にお金を落としに行くよ!!(「お金を落としに」だなんて、なんか下品な表現かもですが…。)
デリカップといえば、「王様とフラッグ」という、かわいいマークによるオリジナルグッズが充実していることでも喫茶ファンには知られていますよね。以前は灰皿もありました。
このグラスが特に好きです。ぽってりとした形とデリカップのマークがすごく合っていて。家に欲しいくらい。
窓ガラスにも!
この日デリカップに来る際に、私は所有している紙ナプキンとコースターを家からこっそり持ってきて広げてしまいました。カップ達と並べて撮りたくて…笑
今はコースターの方はデザインが変わってしまいました。紙ナプキンも、もうないのかな?
ところで…
こちら、以前旭川の買物公園にあった喫茶店『デリカップ』のフラッグです。
階段で地下に降りた場所にありました。
マンガがいっぱいで、確かゲーム台もあって、本来はサラリーマンの休憩所という感じだったのですが、ここのパフェがボリュームがあっておいしい!見た目楽しい!と20年以上前に女子高生の間で有名になり、いっとき女子高生だらけだったことがありました。
私はバッチリその世代。同級生と分け合って食べたことがありました!
パフェを食べる女子高生の奥の席ではおじさま方が漫画読んだりタバコ吸ったり…という、今思うとシュールな光景でした
私は『デリカップ』という同じマークを使った喫茶店が、なぜ錦糸町と旭川でしか見たことがないんだろうとずっと疑問でした。
チェーン店だったら他のエリアでも見かけるだろうし、偶然店名とマークが一致したということはあり得ないので…。
そこで今回、錦糸町デリカップ のママさんにお聞きしたのです!!!
で、やっとすっきりしました!!!
やはり、以前はチェーン店だったのです。
『デリカップ』で扱う豆「美鈴珈琲(みすずコーヒー)」は、北海道の会社だそうで、「美鈴珈琲」が『デリカップ』という名前の喫茶店を北海道を中心に全国チェーン展開していたということなのです!
「美鈴珈琲」、1932年創業で、北海道で一番の老舗珈琲店なのだそう。
私が知らなかっただけで前はもっと店舗があったようで、今は『デリカップ』という名のお店はほとんどないみたい。『珈琲焙煎工房 函館美鈴』というお店を中心に展開しているようです。
ではなぜ錦糸町に『デリカップ』が残っているかというと、「美鈴珈琲」から独立し、今は個人店として営業しているそうなのです。(お豆は美鈴珈琲のまま)
さらにもう一軒!北海道の網走にも存在しているっぽい…?ジャズ喫茶の存在がwebでヒットしました。ここも独立店かな?
→後日わかりましたが、網走のお店は昨年閉店したそうです。火災の延焼にあい、今は仮店舗で珈琲豆の販売のみだそうで…。いつか店舗も再オープンするかもしれません。写真を見ましたが、素晴らしい内装だったのですね…。ちょっと辛いニュースでした。
今回謎が解けて、すっきりしました。
割とずっとモヤモヤ気になっていたので…。
でも今回webで調べると、割と簡単に情報が出てきた。早くそうしたら良かったかな。
だけど、錦糸町の『デリカップ』のママさんが、優しく丁寧に教えてくださり、それが嬉しかったので、結果的に私はこの辿り着き方で大満足しています!
次回北海道に帰った時は、『珈琲焙煎工房 函館美鈴』にも寄ってみようかな。旭川にもあるみたいだし、東京では新宿にあるみたいなので。
…という、個人的に熱い喜びと発見があった『デリカップ』でのひとときでした。
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
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