通天閣を目指す商店街にて。
『ブラザー』(恵美須町)
昔から営業されていそうな、庶民的なムードがあるのですが、タイルや壁やウインドウシールなど、ひとつひとつがかわいらしいお店でした。
レモンスカッシュをオーダーしたところ、想像よりもずっと豪華なものが出てきました。シロップで甘さの加減を。お菓子もいっしょに。
入店しませんでしたが、「スター」の外観やムードは“ならでは”という感じまんさいでした。
通天閣〜ジャンジャン横丁〜動物園前一番街〜動物園前二番街を歩きました。
とんでもない喫茶の数です!チェーン店はほとんど見当たらず、個人店の聖地。この辺りの街のムードは独特なので、歩くのにやや緊張感はあるのだけど、ほんとにすばらしくて感激です。
『香豆里(コーズリー)』(天王寺)
動物園前一番街の入り口にある「香豆里(コーズリー)」に入りました。
常連さんらしき方々で賑わっていました。そんなふうなお店に突然いちげんさんの私が入ると、たいてい「あれは誰だ?」という視線をいっぺんに浴びたりするもの。ときどき独特の緊張感があり、自身の調子が悪い時はそんなことだけで心折れたりするのですが…。
けれど、誰が入ってこようがあまり構わない、そんなムードが大阪の純喫茶には多く、あまりためらうことがなかったのも、今回よかったところ。コーズリーでも、写真の許可をいただくやり取りをした所で、まったく気にされず、お店の方もあっけらかんとしていました。
夕方から友人に会うため、少しずつそちらエリアに近づきつつ散策をすることに。「Meets」に掲載されていた「スモール」がとてもよかったので、行ってみよう!
…スモールは残念ながら閉店後。
夕方になると営業を終えるところが多いみたいです。ひさしのボーダーを始め、定規でぴっと引いたような、すっきりとした外観も素敵だったのですが。残念。
ちなみにこの後「黒門市場」に入ったのですが、喫茶店はことごとく閉店後でした。マークのかわいい「サンバード」、「一番」「おいで」は、なんだか大阪!という感じの店名に惹かれました。
『馬やど』(難波)
なんばに戻り、心斎橋方面へ。土曜の夕方は街に人も増え、さすがに歩き疲れたこともあり、地下街を通ることに…。
と、店名的に見逃せない喫茶店があったため、またまた入店してしまいました。きれいな地下街にあるけれど、飾ってあるものが古く、新宿のスカラ座のように、歴史は長いお店なんじゃないかと思ったため。
ほぼ満席のお店であまり写真は撮れていません。が、ほんとうに馬やどのような幌があり、そこをくぐって着席しました。オリジナルグッズがいっぱいでした。マッチもありました。かわいかったです!
こんな流れで、大阪の純喫茶巡りは終わりました。
ほか、閉店、改装中などで入れなかったお店もたくさん。
翌日からは神戸です!