西武池袋線の大泉学園駅。私の住むエリアからは少しだけ遠く、なかなか行けないでいたけれど、チェーン店の喫茶『シュベール』の一号店があることがずっと気になっていて、ついに足を運ぶことに。
少しファミレスのような雰囲気もある、広くてのんびりとした空間でした。
ミルクセーキを。伝票裏の「シュベール標語」は、他と変わりない。
コースターを密かに楽しみにしてたけど、ここでは出てきませんでした。
ちなみに『シュベール』の支店を調べると「たいやき屋さん」というのもあり…。えっ、あのレトロなマークのシュベールが、たいやき屋…?と頭の中が混乱。
どうやらそれが隣の駅の保谷にあるようなので、こちらにも足を運んできました。
イートインもできる、たいやき屋さん兼喫茶店でした。なかなかないコンセプトにびっくりです。ちなみにこの『たいやき屋さんシュベール』は、鷺ノ宮駅にもあるみたい。
ちなみに『喫茶店シュベール』は、今までこの5店舗が存在していました。国立店と調布店が閉業してしまったため、今は3店舗に。
『たいやき屋シュベール』はおそらく2店舗で、そのうち保谷店が喫茶としての機能も兼ねているとのことで…
実はシュベールって、会社の母体を辿るとけっこう大きくて、ケーキ屋さんや居酒屋など、様々な事業を行なっているんですよね。少し意外だったのですが。なので、『たいやき屋』というシステムも成り立つんですね…。びっくりしたけれど。
なにはともあれ、今回で『喫茶店シュベール』を全店制覇できました!
(全店舗行ったということに、それほど意義はないんだけど…。でもなんか、スッキリ!)
ちなみに大泉学園駅では『KEY'S CAFE』にも。ここは喫茶ずきにはおなじみの「KEY COFFEE」が事業を行うコーヒーショップで、東京には約15店舗存在する。店内は、ほぼドトールのような。昔からあったわけではないと思うんだけど、これから増えていくのかな?
ちなみにキーコーヒー本社は新橋にあるのだけど、そのビルには『KEY’S CAFÉ -CLASSE-』というコーヒーショップが存在することがわかりました。
あのキーコーヒーの本社のコーヒーショップ!
散歩の途中、「KEY COFFEE」と書かれた純喫茶のマーク入り看板に、今まで何度ときめかせていただいてきたことか…。
軽く“聖地扱い”で、こちらも近々行けたらなと思っています。
ここがいちばん「街の喫茶店」という感じがしました!レジ周りのディスプレイも、ママさんの個性があったりして…。
チェアにも個性があって。
ランチを食べてきました。
「アン」っていう店名もかわいいですよね。『UN』と書いてアン。「an」と書くお店はよくあるように思うんですけど、『UN』の由来はなんだろうな。
大泉学園は「アニメと映画の街」。
西武池袋線って、そんな街が多い。東映アニメーションのスタジオがあり、手塚治虫先生の「虫プロダクション」があり…。
「タッチ」「H2」など、あだち充先生が執筆されたエリアは練馬(閉業してしまった「アンデス」という喫茶店が先生御用達だった…ブログ記事にしたことも★)。同じく高橋留美子先生が「らんま1/2」など、作品の舞台に多く使っていたとされる街も練馬。
そして松本零士さんのお住まいとされているのが大泉学園駅。「ゆめーてる」という看板もありました。その名のついた商店街があるそうです。
ちなみに「大泉学園」という名の学校があるかというと…。
今も昔も存在しません!
かつてここは学園都市にする構想があったそうで、そのための整備がされた後に大泉学園駅と改称したそうなんです。
でも、学校を誘致できず企画は失敗し、名前だけ残ったとのことなんです。
(せつなく、でもちょっと笑ってしまうエピソードですよね。大泉学園、存在しないんかい!って思いました。)
あとは「大泉学園」といえば、めっちゃ昔の「水曜どうでしょう」で、当時札幌在住の大泉洋さんが「ひとごとじゃない」という理由で足を運んでいましたね。笑
(大泉洋さんは、大泉学園という学校が存在しないことはご存知だろうか…)
そんな、なかなか行けなかった大泉学園駅の喫茶店のこと、このエリアのことに、少しだけ触れることができたひとときでした。
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marble marble マーブルマーブル
- イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「marble marble マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはこちらまで→marble●tellacoli.com(●→@)
- イラストサイト:http://tellacoli.com/
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