てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

山の日に、おうちで楽しむ「山喫茶」時間

今日は「山の日」。

コロナの前くらいまでは、もっと山登りに行っていました。

だけど外出を控えるようになったタイミングで習慣が遠ざかってしまい…。

今はとてもハードルの高い運動のようになってしまってます。

 

だけど私は、山の草木もかわいいなと思うし山頂の景色も、達成感も、食べるご飯も下山後の温泉やお酒も好きでして。

「またきっと登るんだ」

という思いだけ胸に秘め、今年の山の日は「自宅でできる山遊び」を楽しむことにしました。

 

題して、おうちで楽しむ「山喫茶」時間

 

自宅で山関連のコーヒーをいただく

今もこのブログを書きながら飲んでいるのは、

【Wednesday CAFE & BAKE】のドリップバッグです。

地元・旭川市のおとなり、「東川町」にあるカフェで、蔵を改装した気持ちの良い空間です。カフェの外からは大自然大雪山連邦が見え、お店のコーヒーにも「旭岳ブレンド」など、大雪山にまつわる山の名のメニューがついていて。

カップは、新橋の喫茶店【フジ】で購入したオリジナルの商品です。

ぽってりとした陶器がかわいいんです。

フジが夏の期間に配布しているうちわを片手に。

鮮やかなブルーからも涼が取れそう。

ぽってり…な器と、マークが凸凹している部分がかわいい

 

山にまつわる喫茶店を思う…フジ編

そんな新橋「フジ」で実際に過ごしたときに撮った写真のいくつかを、組み合わせてみました。

フジには壁一面に大きな富士山の写真があって、その近くで飲むときに「富士山の麓でコーヒーを飲んだよ」っていう気分に、一応なります。笑

富士山にはなかなか行けないけど、新橋のビルならすぐそこ!

席数も多いので友人との集まりにも使い勝手がよい。

ニュー新橋ビルの地階にあります。コースターもかわいい。

 

山にまつわる喫茶店を思う…穂高

フジと同じく、よく足を運ぶ喫茶店は、お茶の水穂高です!

中央線から東京メトロの千代田線への乗り換えで通る穂高

駅近くなのに山小屋のようなのんびりとした雰囲気があって。

ここもまた、山気分。

今はないかもしれませんが、かつてはテーブルに山登りがモチーフになったイラストの灰皿が置いてありました。マッチもあって、どちらも串田孫一さんが作成された素敵な図。

ちなみに穂高奥穂高岳)は日本で3番目に高い山。

富士山と合わせて絶対に登れない山…

だけど喫茶店があることで身近に感じる山…

そんな感じです。

 

山にまつわる喫茶店を思う…看板編

他にも山にまつわる喫茶店って実は多くて。

「ふじ」も多いですが、「アルプス」とつく名前も多いですよね。

モンブランマッターホルンなど、海外の有名な山にまつわる店名は洋菓子屋に多いです。

それらも「山喫茶」ブログの続編で並べたいなあ。

(“並べるフェチ”なんです)

あとは、店主さんが山好きの喫茶店

阿佐ヶ谷にあった【対山館】さん(閉業)も登山の本や写真が店内にあり、メニューも山にまつわるものでした。

最初に足を運んだときはぼんやり過ごしたんですが「次は山のこと、店主さんに聞いてみよう!」と思っていた矢先にお店が閉業となり、それは叶いませんでした。

【八方尾根】さん(閉業)では、店主さんから長野の山のすばらしさや長野の冬季オリンピックの話などを聞くことができました。

 

山頂で飲んだコーヒーの写真

そしてこれは、実際に私が山登りをして山頂で飲んだ時のコーヒーの写真です。

左上のは「鉄砲木ノ頭」という、富士山がきれいに見える山で、登山というよりトレッキングで行きました。

カップを雪山部分に合わせて「ウインナーコーヒー」のつもり…(無理がある?)

右上の写真のように、登山用ドリッパーを持参し飲むこともあるし、下段の2枚の写真のように、ドリップバッグを持っていくこともあります。

北海道の東川町にある【タイセツコーヒー】というメーカーのドリップバッグのデザインが好きで。

山とか自然をモチーフにしていてすごくかわいいんです。これを見つけて以来、ここのを持っていく機会が増えました。

ドリップバッグはどうしても、専門店で丁寧に淹れてくださった味とは全然違う。

だけど、山頂だからこそおいしく感じられるっていうのは確かにある。

空気も景色もごちそう!みたいな。

本日「山の日」も、そんなふうに山頂コーヒーを楽しんでいる人がいっぱいいるんだろな。

 

山登りの帰りに立ち寄った喫茶店

山登りはたいていローカルな場所まで足を運ぶことが多く、時間があれば周辺の喫茶店に寄ることもありました。

山登りの仲間全員が喫茶店を好きというわけではなく、本当にときどき、付き合ってもらっていました。

秩父の山に行った帰りの【パーラーコイズミ】さん。

パーラーらしく、フルーツののったメニューが色々と。

後で気づきましたが「47都道府県の純喫茶」の掲載店でした。

 

静岡県の沼津アルプスの帰り、沼津駅周辺の【どんぐり】さん。

茶店とカテゴライズしていいのか…曖昧ですが(でも「タムラ」という向こうでは知られたコーヒー豆の看板が店頭にありました)。

回転寿司屋さんのような座席では、桶に入った喫茶メニューがどんぶらこと流れてきて。

あんな衝撃はなかなかなくて、今思い返してもふふっとなってしまう喫茶店でした。

撮った動画をGIFにしてみました。GIFの圧縮により、流れが早くなってしまった。実際はもう少し緩やか。

 

木曽駒ヶ岳に登った際に、前泊の夜に行った【ガロ】のメガカツ丼。登山者も大満足のボリューム。お腹がはち切れそうに…。

 

埼玉県の皆野アルプス(宝登山など)に登った帰りには【山草】のかき氷を。

地物の実などを自家製でシロップにしていて、ご当地ならではって感じでした。

 

山梨県富士急ハイランド近くにあった、【マスコット】は、お店のマークもパフェの盛り付けも、とてもかわいかった!

自然の中にあったけど、内装は昭和の街喫茶そのもの。

ここも本当に、山登りがなければいけませんでした。

 

という感じで…

写真を探したり並べたり記事にしたり…。

考えてみたらこの時間で低山ならサクッと片道登れるのでは!?という時間を使ってしまいました。笑

 

ちなみに山関連でいえば先ほど挙げた「洋菓子店」のほか、「マッチ」「風景印」「ピンバッヂ」など、まだまだかわいいものがいっぱい。

それもまた「山喫茶」延長線ブログとして、またアップしたいと思います。

 

【追記】

ブログも書き終わって、コーヒー、お代わり!

二杯目もまた山の日らしく、「山彦(札幌の森彦のドリップバッグ)」にしました。

 

・・・・・てんとてん ten to ten・・・・・

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