てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

【今日もしつこく】家のモノの見直しと片付け

我が家の家具、私がひとり暮らしの時に使っていたモノが多かったんですけど、今やっと色々買い替えています。

IKEAで行き当たりばったりで買った安い家具とかカラーボックスとか、「間に合わせ」的なものを結婚後もずーっと使ってきていまして…

 

ただ今我が家は、そんな家具の買い替えをきっかけに、持ちすぎなモノを見直す時間が増えてきました。

…夫とともに!

…いま私は、とにかくそれが嬉しいのです!

 

なにしろ我が家のモノは夫の所有物が二倍以上。

例えば本は、私が約200冊所有、夫は約900冊あります。

服、登山道具、キャンプ用具、その他あれこれ趣味のモノ。

全部同じくらいの割合で夫が多く所有しています。

夫がモノをガンガン減らせるタイプではないのは十分承知しているし、多趣味で楽しいモノゴトをあれこれ知っているのも充実した人生を送る上で良いことです。

 

ただ、いかにそれらを効率良く、正しい場所に無駄なく収納できるかは大事です。

じゃないとあれこれとホコリを被っちゃったり、どこに何があるのかわからなくなったり。何かがなくなっても気付かなかったり…という状態になってしまいます。

それを探すのはめんどくさい!二度手間めんどくさい!

なにより掃除がめんどくさい!

…そう、私は整理好きでは確かにあるのだけど、それ以上に掃除が嫌いでめんどくさがりなズボラ嫁なのです…。

 

たくさんのモノに囲まれた状態が素敵だったり、その人の個性になっていることも多々ありますが、ただ散らかって放って置かれているのでは、モノもなんだかいたたまれないというか。

 

モノの収納は、パズルみたいです。

家のスペースと収納家具とモノをどう組み合わせるか。

収納には「突っ張り棒を使う」など裏技もあるので、知識やテクニックがそこそこある方が、パズルも解きやすいと思います。

主婦が読むタイプの本や雑誌(語弊があるかな)で、コツコツと得てきたそんな技術。

すごく取り出しにくい詰め込み方など、たくさん失敗もしてまいりました。

 

でも今そのピースがいい感じに収まり始めているんです…。涙

新しい収納家具と、夫のモノの整理の意識と、私の技術の向上?

あらゆる要素が、今、ひとつに…。涙涙涙

 

そんな整理ができてくると、気持ちもなんだか整ってくるみたいで、これがなかなか良い感じです。

おもしろかったのは、意外にもお金への意識の変化です。

 

いつもなんとなく頭にあった

「欲しいものは常にあれこれある!でも買わず貯金!がまん!節約!」

ではなく、

「けっこう満たされている。モノが十分にあり、気に入っている。お金を使う必要を感じないなあ」

という状態に変わってきたような。

 

私でいうと、好きなジャンルだからといって、なんでも欲しがる癖が減りました。

かわいい切手、喫茶店のマッチ、手紙を書く道具。

これらには我慢をする必要はないと思っていました。

 

だけどこういったモノは、世の中にどんどん出てきます。

特に切手は、ここ数年特にかわいいものがわんさかと出てきており、「これがキミたちのツボだろう!?ああん?」と言われているような、素敵なモノが次々と。

こぐまちゃんのホットケーキ、竹久夢二の図案、ぐりとぐら

かわいいかわいい、キリがない!

www.shop.post.japanpost.jp↑ネットショップにもツボを突くような切手がいっぱい。おそらく図案作成者や販売者のセンスが、私の世代の方々なんだと思う…

 

だけど実際にあまり使えていないんです。今まで買った切手も使えず残っているのに…。前までは請求書等も郵送でしたが、すっかりデジタル化とし、今は年に1〜2度出すか出さないかに変わりました。

そんなわけで、切手に関しては「そういう切手が世の中にあるんだなー」くらいの意識に変わりました(かわいいけれど)。

まずは手元にあるものを使ってからだな。切手の収納ファイルもいっぱいだし。

包装紙やマッチ等は、決まった箱に入るだけ持つことに。

服も、本も、仕事で必要な書類もです。

 

すると何か、自分が人生を送る上で必要な部屋の広さとモノの適正量が見えてきた気がして、なんだかそれは自分らしい人生について知るひとつのような気がして、頭が冴えるような?感覚があったのです。

「人生がときめく片づけの魔法」など、片付けることで人生は幸せになるよ的な本が言ってきたのはこういうことか…?

 

ちなみにここまでのことを夫には強要しません。以前、不要の服や小物を夫に確認していた時に、まあまあ不要品は出てきたものの、時間をかけすぎちゃったのか「これ以上は勘弁してくれ〜」と、キャパオーバー状態になってしまいました。

あー、ほんとに苦手なんだな…夫、ごめんと思いつつ、そんな嫁の長年の洗脳?の甲斐があったのか、ほんとにちょっとずつ見直しを繰り返している夫です(大変)。

 

ちなみに少し前に引っ越しを検討した際、探した物件のほとんどが今より収納スペースが足りないという理由であきらめたので、夫も俯瞰できた部分もあったのかもしれません。

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ちなみにこれは、片付け真っ只中だった先日の私の部屋です。

ここに収納できる程度の趣味で集めたモノ、ハンガーにかかる程度のシーズン服、本。

 

風通し良く、気に入ったものだけがほどよくある部屋で、なるべくニュートラルにまっさらに。新しいものごとにも元気に目を向けられる素直さと柔軟さ。

そんな人生を送れたらなーと、片付けをしながら思いました。

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↑一応、夫婦のイラストのつもり。

同じ空間で他人同士が心地よく暮らすのは大変なことも多々あるけど、今後も楽しく支え合えることを信じつつ、気長に。

 

 

marble marble マーブルマーブル

東京在住のイラストレーターの日常の記録。
人見知りですが、せめてブログはマーブルチョコのようにカラフルになるよう「marble marble マーブルマーブル」としました。
◾️喫茶巡りが趣味。通った1000軒ほどの喫茶店を【純喫茶リスト】にエリア別にまとめてます。
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◾️40代半ばから似合う服について考えるようになり、【ワードローブ】の研究記事も。
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