てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

【ファッションの悩みと記録・1】これまでを振り返ることにしました

またまた服の話です。

 

ここ数年で、わたくしは服のことでけっこう悩み、紆余曲折がありまして。

今、少し壁を乗り越えた感があるんですよ。

私なりに…

それをいったん振り返ってみようかなと思いました。

 

どんなスタイルをしたらいいのか、どのくらいの予算を使って、どのくらいの割合で人生の中でファッションというものに向き合い、そしてどうなりたいか。

 

いつまでも失敗ばかりでずっと苦手意識もあるんだけど、それでも大好きなお洋服と、もう少し仲良くなりたい。

似合うものをササッと選べて、気楽に楽しめるようになりたい!そんな人生を送りたい〜。

 

はちゃめちゃにおっしゃれ〜!っていう格好がしたいわけではないのです。
ブランド服や、映画女優への憧れもなく、決して理想が高いわけではないはずなのです。

ちゃんと似合っててこぎれいで、素敵なモノをいい感じに身にまとい、着心地よく気分よく過ごしたい。

ただ、それってほんと難しいなあ!と思うのです。

 

理想はあるけどなかなかうまく行かない中で、ワードローブを見直したり自撮りをしたり骨格診断をしたりとあれこれ悪戦苦闘してまいりました。

ガチで取り組んでから、もう5年経とうとしております。
大学生が入学して卒業して就職する年月です〜(怖)。

 

そんな私が、ついに最近、「今後も自分のファッションのベースになっていきそうなもの」がやっとこさ見えてきた気がするのですよ。涙

 

なぜ、見えてきた感覚があったのか。

これまでの戦い(!)を振り返り、何度かに分けて記事を書いてみようと思いました。
「アラフィフの、とある主婦のドキュメント」として、お読みいただけたら嬉しいです〜。

前振り長い〜〜。

 

 

ではさっそく。

 

服が好きだけど、何を着ていいのか分からなくなった

40代に入ってからだろうか、「今の自分に似合う服ってなんだろな」というのが分からなくなってしまいました。

服は好きなのに地味で垢抜けず、ならば派手なアイテムを投入しようとすると今度はちぐはぐになり…。体型カバーもしたいので、投入できるアイテムも限られており。

無駄買いを繰り返しておりました。

服代を極端にケチりたいわけでも、ミニマリストになりたいわけでもない。

でもなんだか自由になれない。

 

たかが服。されど服。けっこう難しい!

 

ならば手持ち服をいったん整理してみましょうと思いました。

何でもかんでも整理したがりの私。
自分の服の写真を撮って、切り抜いて、PC上で組み合わせながらあれこれ考えることにしたのです。

当時持ってた服一覧。なんとなく好きな世界観の方向性はあるもの…

 

一覧にしてみると、少しわかる自分の手持ち服の系統。

PCで組み合わせていいなと思ったスタイルを、今度は自撮りもしたりして。

 

ただ、ピンとこないものはいつまで経ってもピンと来ません。

体型、小物、ベーシックなアイテム。
一つ一つはすっごい変ってわけではないのだろうけど、何か全体的に違和感。
頭の中でも、はっきりしておりませんでした。


それもそのはず、当時は「みちくさ」の菊池亜希子ちゃんのような格好もかわいいなと思いつつ、雑誌LEEのような王道堅実ベーシックスタイルもいいなと惹かれ。
かといえば旬のファッションの華やかさにもわあ〜〜〜っとなり…。

軸がけっこうブレていたのです。

好きな世界と自分に似合いそうなスタイルには差があると思ってて、どっちに舵を取ったらいいのかわからないのです。
客観性も持てず、自分の中だけで解決しようとするのは限界があるように思いました。

 

身内に相談しても当然ながらプロではないし、他人の目がないとこれ以上分からん!!と、プロの方に相談することを決めたのでした。

 

そもそもワードローブ研究をここに記す理由

その前に、そもそもなんでこんなにワードローブ記事を繰り返し更新しているのかという話をしてみようと思います。
(この記事は長いです…)

まず、服の組み合わせが好きで執着があること。

そして、写真と文章で、ワードローブというカテゴリで記事を書いておくと、自身で振り返りやすいからです。

今はなんと72も記事をアップしてます。

ちなみにブログを始めたきっかけですが、結婚もしていないし友人も少ない30代前半当時のわたくし…

帰宅後に、ちょっとしたこと(あのテレビおもしろかったねとか、あのスーパーのアレが安かったよ!なんてこと)を誰とも共有できない日々。


ひとり寂しくモヤモヤ。SNSもない時代だし、苦手だし。
…内側で滞っている時間が多すぎる!

思っていること、こだわっていることをもっと外に出して循環したい!

近場のバーや喫茶店で常連さんとおしゃべりするのはハードルが高い。
よし、ブログを始めてみるか!と、「はてなダイアリー(当時)」をスタートしました。

 

学生の頃は日記を書いていたんですが、外に発信する方が客観性を養えて心身が整うのではと、そんなことも思っていました。

(人と関わっていこうとするのではなく、ブログを始めるわたくし…)

 

日記がわりの記録はいろんなテーマで散らかっており、目的は「日常を循環させること」なので、好きなように書くことにしました。

 

服の記事は、ペンタブを購入したときに練習で描いたのをアップしたのが最初でした。

当時していた格好を絵に描いてみたのです

 

欲しいものを絵に描いてみたり。これは2013年のメモ

 

それがどんどんヒートアップしていきました。
コロナで仕事が止まってしまい暇になった2020年に40代半ばとなり、いよいよファッションの悩みが深まったこともあって、ここでガチ研究のスイッチが入りました。

 

マニアックなフェチ体質は、そのままに

ちなみに「こんなふうに机上であれこれ考えることがそもそもの垢抜けない体質なのでは!?」ってのも、一応自覚があるんですが…

細かい作業に執着するクセがあるんです。

なんか好きなんです。

「集めて並べるフェチ」というか。

喫茶のマッチなど収集しているものも、ジャンルやデザイン別に並べ直して一人でニヤニヤホクホクしてみたり。

あとは手持ち服を一堂に並べることで俯瞰ができるし、何が足りているかがわかって買い物の抑止に役立ちもしています。

インデザインで仕事の合間に息抜きで作業しています

ということで、この習慣はそのままに。

 

かなり寄り道してしまいましたが、
そんな感じで、私はひとりでファッション研究をすることに煮詰まり、プロに相談してみようと決意したのでした。

 

続きます。

・・・・・てんとてん ten to ten・・・・・

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