マーブルマーブル

イラストレーターです。日々気になったことをテーマに問わずブログにしています。マーブルチョコのようなカラフルで雑多なブログを想定し、「マーブルマーブル」としました。純喫茶、マッチ、散歩、昭和の建物、昭和歌謡、片付け、スケジュール帳などが好きです。コメント欄がありません。ご感想などはコチラまで→marble●tellacoli.com(●→@)

がつがつ期/ふんわり期

2週間ぶりのアップです。
昨日久々にゆっくりした休みを取り、あどさんと喫茶巡りをしました。
4月13日は「喫茶店の日」だとか。昨日はもともとあどさんと私で、ホットケーキのある喫茶店をはしごする予定でいたのだけど、京都での喫茶巡りの計画を立てるつもりでもあり、そんな日が偶然にも喫茶店の日と知ったので、ますます嬉しくなる1日のスタートを切ったのでした。


そんな嬉しくなった日のいろんなできごとは後日まとめるとして、私が3月上旬の「喫茶巡りがつがつ期」、3月下旬の「喫茶巡りふんわり期」に訪れたお店のことを先にアップしてみようと思います。ちなみに4月はどちらでもなく、ひたすらお仕事でした。近所の喫茶店にときどき駆けつけてましたが…。


突然思いついた「がつがつ期」「ふんわり期」。


■いつもは足を運ばない場所にやってきた。ただただ目に入る喫茶店にはなんでも入ってみたい! いろんなお店のドアを開きたい〜〜〜〜〜。そんなふうに思う「がつがつ期」。
■喫茶店は、本来ふとしたひと休みに使うもの。私が心身ともに喫茶店を求めている時に、ふと目に入ったお店に入ってみよう。そしてまたお店を出たらがんばろう。。。そんなふうに思う「ふんわり期」。


仕事のペースにもよるけれど、割と日々の気分で「がつがつ期」「ふんわり期」に分かれるもの。ちなみに今は「ふんわり期」です。もうすぐ京都に行くので、がつがつ状態を知らず知らずに温存しているのだと思う。


がつがつ期・その1/大森

ルアンに行ってきました。

店頭のサインなどに、あらゆるキャッチコピーがたくさんでした。「香り高い珈琲をお楽しみください」は良く見るけれど、何種類ものさまざまなキャッチから「昔からの喫茶店でございます。珈琲ひとすじです」というようなメッセージを感じ、ワクワクしました。

かわいいボードも。

店内もイメージ通りの「わたくしたちの喫茶店でおくつろぎください」と言われているかのような喫茶ならではのムードと、あとローカル感も混じり、居心地がよかったです。テーブルは天板のみガラスになってて、中に珈琲豆が見えるもので、そして私の席はたまたまマッチのラベルがたくさん並んでいました。見入ってしまうコレクションでした。

マッチのケースの中にも豆。そこかしこに珈琲愛、喫茶愛みたいなものがあって、それがとってもよかったです。


 
街をにょろにょろと歩いてみたら、レトロな看板や商店も多く、楽しかった。



それから、入らずにはいられないかっこいい書体の看板と出会う。


モナリザという名前の喫茶店は、あらゆるところで出会った気がして、それが自分で行った場所だったりサイトなどで見た場所だったり。ここもきっと見たことがあったんだと思う。ああここか〜って思いつつ、入店。

そしてとんでもなく素敵な空間が待っていて、驚く。
想像以上でびっくりし、マスターにその気持ちを伝え、ほかにお客さんがいない内にいろいろと写真を撮らせていただいた。

ソファのぱりっとした皮のかんじ、灯り、壁の模様、すべてがかっこよくって、またこじんまりとしたひとつの空間としてなんだか完成されてしまっていて、まるで京都などでふらりと喫茶店に入ったような気分になった。



後からやってきた珈琲のカップも素敵で、お店の雰囲気にぴったりだった。


非日常にトリップした気分をたっぷり味わい、よいひとときを過ごしました。
…そして、がつがつ期というからには、他にもいろいろと足を運びましたとも。全部が全部ここにアップしたいな、というわけでもないので、引き続き別日へ…。


がつがつ期・その2/茅場町と日本橋、そして銀座

実は外観だけでは、あまりそそられていなかった茅場町の喫茶店のひとつ。前に見つけたけど、そのときは通り過ごした。でも、がつがつ期なので入ろうと決意。

すると思ったよりもずっとレトロで心地よい空間が広がっていました。ショーケースに並ぶ民芸品やお人形もいい感じです。ちょっと年配のサラリーマンが多くいらして、のんびりした感じも良かった。神保町のエリカに行ったときのような感覚を覚えました。

すごいなって思ったのは、昔使ってたと思われる“ミル”の形が、椅子にも彫られてるし灰皿にもなっている。明るく、お話しやすいマダムにお伺いすると、灰皿はお店のオープン50周年のときに記念に作ったオリジナルなんだそうだ。外観を見ていただけでは想像できなかった!


マッチにもコーヒー器具のイラスト! 昔大量に作ったものがたくさん残ってしまい、北国の知人のストーブ用に大量に分けたりしているのよ、って仰っていた。少し前に整理したらたくさん出てきた…と、前にダンテのご主人と同じようなエピソードを。表面が少し痛んでしまっていたけれど、年期の入った貴重なもの! 嬉しかった。

私が入らないだけで、外観だけじゃ分からないもっといろんな喫茶店があるんだろうなあ…としみじみ思いました。



それから日本橋。ここでは、行こうと思っていた目当てのお店が閉店して調剤薬局に変わっていました。悲しかった…。まさかという感じだったので、最初道を間違えているのかと思い、けっこうウロウロしてしまった。暑い日で、ミカド珈琲にて一休みもしました。

古くて目を引いた飲食店の建物。
そして気を取り直し、前から行ってみたかった「お多幸」へ行く。

この写真じゃちっとも伝わらないけれど、「とうめし」がすごくすごくおいしいのだ! タレにしみ込んだ豆腐がどーんとご飯の上に乗ってて、そのたたずまいだけでも食欲が沸く。「これ、がつっと行っちゃいます!」ってな気合いがモリモリ・ワクワクと入る。これだけですごいボリュームなのに、大根の煮付け(バラ大根・玉子半分・牛すじ1切)は味付けしっかり。しじみのお味噌汁も実がぷりぷり。これで650円とはどういうことですか?と思いながら、もりもり食べた。相席だったので静かにしてたけど、心の中でコーフンの太鼓鳴り止まず!って感じでした。とにかくしみ込んだタレがうまいのだ! 

店頭にあったマッチやカードを持ち帰りました。



あんまり「速達郵便ポスト」ってみないから新鮮だった。青いんですね。


それから、別の用事で銀座方面へ。この地点で喫茶ガツガツテンションはあまりおさまっていないので、「あともうちょっと…」という気分でした。

銀座には、このお店の電柱看板をよく見ました。書体が古くていい感じなので、「もしかして喫茶店なのかも」とお店のある方に向かったら、まったくそういうことではない、めくるめく別世界のお店のようでした。

色合いも書体もさりげない白いばらのイラストも、どれもいいなあって思い、ひとり写真を撮る。周りから私はどういうふうに映っただろうか…。

「あなたの郷里の娘を呼んでやってください」…郷里と書かれると、一気にその女の子の身の上が気になって(娘のように思ったりして)、無責任にくつろげないのじゃないだろうか。それとも、そんなことを考えるのはナンセンスなのかな、などといろいろ想像してしまった。しかしそうではなく、もっと正統派の、ここで働くことは誇りに感じられるような女性たちが可憐に振る舞っているのかも知れない。いろいろ思っていたら、いつか入店してみたくなってしまった。内装も気になるし…。店内の音楽はどんな感じ?マッチやコースター、あるかな…?

おお、我が郷里の娘たちよ…。(私がガラスに映り込んでます)


それはともかく喫茶店へ。この周辺をウロウロする。

いくつか目についたけれど、“水コーヒー”が気になって、ここにしました。場所柄お高いのかなって思っていたらそんなことはなく、店内も気楽に過ごせるムードでした。

おもしろいなあって思ったのは、コースター。コースターは薄くて切れ目があり、グラスの一部が入り込んでいるというものでした。珍しい! デザインもかっこいい! 当然お持ち帰りです。


ブック型のマッチもありました。こちらはシンプルなデザインでした。




「がつがつ期」、ほかにもいろいろ行ったのですが、紹介したかったのはこんなお店などでした。



ふんわり期・その1/舎人ライナーで。

最寄りの日暮里駅から出ている舎人ライナーは、ほんの一駅、さくっと足を運びたい時にぴったりです。以前、赤土小学校前から歩いた先の商店街に、それはそれはたくさんの喫茶店にであったことがあり興奮したので、まだそんなエリアがぽつぽつあるのかも知れないと、ひそかに期待をして乗り込みました。けれど、その日降りた駅で喫茶店に出会えたのはここだけでした。

思いがけず嬉しかったのは、珈琲がとてもおいしかったこと。そしてシンプルなマッチに、さりげなくイラストが描かれていたことです。


がつがつ期であれば、もうちょっと…とあと一駅くらい足を伸ばすのだけど、ふんわり期はこれで満足。



ふんわり期・その2/歩いて行ける場所。

自宅から足を伸ばすエリアで、白山方面にむかうとき、いくつか喫茶店があるなあって思ってました。でもそのうちひとつがなくなり鴎外記念館ができていたのを見て、ああやっぱり気になった時には入らなきゃだめなんだ、って思いました。(入らなくても良かったかも?というメッセージなのかも知れないけれど…)
そこで、ここに入店。ランチを食べようと思ったのでした。店内はジャズが流れてて、レコードやポスターもあって、ちょっとお洒落だった。

最後のひとつというマッチをいただきました。最後のひとつと聞いてやっぱり、入ってよかったなあと嬉しくなったのでした。




思ったよりも喫茶店の写真や入店エピソードが少なくなっちゃったけど、こんな感じです。それでも日記のボリュームがけっこう出ちゃって、神保町のアップを逃しちゃいました。
ちなみに最近は、仕事がハードになりすぎちゃって体調がいまひとつとなり、珈琲を飲むと具合が悪くなる時期を数週間過ごしていました。
けれど、「今日はオフ! のんびり!」と決めた4月13日は、するするっとおいしくいただくことが出来ました。。。ときどきこんなことがあるので、珈琲が健康のバロメーターみたいになっています。
喫茶に行くこと自体はがつがつした時期があっても、大好きな珈琲は、これからものんびりふんわり飲んで行きたいものです。


久々の日記、長くなりました。