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日常ブログです。純喫茶、イラストルポ、ワードローブの見直しなどが好き。文章では饒舌な、人見知り。

夏の読書感想文1「たかぎなおこさんの本と、村上春樹さんの本」

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昨年も取り組んだこの企画を、今年もトライしてみることにしました。

けれど最近はまったく小説を読んでおらず、感想文を書く本のラインナップはイラスト指南書とか、喫茶巡りの本、散歩の本など、ゆるゆるした内容になりそうです。

それもアリかなと思ったので、いざ感想文スタート!

浮き草デイズ たかぎなおこ著 文藝春秋

イラストエッセイストとしてトップランナーであるたかぎさんが上京してからお仕事をもらえるようになるまでの数年間が描かれている本。

他の作品と違って苦労や辛かったことも精密に描かれており、読み応えがあります。お金がなくってバイトも断られて、絵を持ち込んでも認められず…という日々の不安さ、地元暮らしとは違う苦労、心細さ。それがこんなにもユーモラスに、ゆるくかわいいタッチで描かれている作品は、私は他には知らないです!たかぎさんのお人柄にほかなりません!

たかぎさんが全然芽が出ずに5年経ったある日、ほろ酔いでの帰り道、「あ〜私ってば何やってるんだろ〜」って笑いながら電柱をぎゅっとして不安を漏らすシーンは、何度読んでも泣けてしまいます。

私もたかぎさんみたいに、ユーモラスに分かりやすく、何かを伝えられる人になりたいなって、読むたびにハッと思い返します。自分のことばっかり考えていることを反省したりして…。

手放せない、ずっと本棚に残しておきたい本です。 

ひとりたび1年生、2年生もおすすめです!これを読んで私も当時、寝台列車北斗星」で北海道に行きました!

 

 

一人称単数 村上春樹著 文藝春秋

図書館でやっと順番が回ってきました。短編集です。エッセイのような創作のような、少し不思議なお話が多いです。

私はもしかしたら、これでもう村上春樹さんは卒業するかもしれません。

なんだろう?中身があったような、ないような…。読んでためになったり思いを馳せたり…なんてこともなくて。村上ワールドってこんな感じだったっけ?と冷めてしまうような感覚がありました。

過去には感動した本もたくさんあり、それらと内容が変わっていないように一瞬思うんですが。

でもやっぱり薄まってしまったように思います。私が歳を取り、時代とともにつまんない大人になっちゃったのか?いや、村上春樹さんにも劣化というものがあるのか…?いや、そもそも昔読んだ作品もこんな感じだったかしら?単にオシャレ系に惹かれてた…?あれ?

…と、なんだか自身の大事な過去にまで疑問を抱き始めてしまったので、いかんいかんと、だったらここで手放そう、という気持ちに至った次第です。

東京奇譚集での品川猿の続編が読めたのが、ちょっと嬉しかったです。

 

 

なーんて感じで、ほんとにマイペース、自己流な感想文になりそう!

それでは、また書きます。

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