てんとてん

喫茶好きのイラストレーターの日常ブログ。てんからてんへ、ぼんやりとした日々。

自著『ほっかいどう喫茶の手帖』を片手に北海道の旅【番外編・留萌の旅その1】

今年発売した自著「ほっかいどう喫茶の手帖」。

それを片手に、11泊12日の北海道旅行へ。

この間までのブログで、10日目までを綴りました。

ひととおりのエリアを巡り、ご挨拶もでき。

私は肩の荷が降りたような、ホッとしたモードに突入。

ここまでまあまあ、体が疲れていることに気づきました。

最後の2日間は、ひたすらぼんやり過ごすことに決めました。笑

 

今まで行ったことのない場所にも行くことに!

場所は、母が推している「留萌」です。

しょっちゅうドライブで行くんだそう。

母もやっと娘をお気に入りエリアに連れて行ける〜って思ったそうで笑、それでは早速レッツゴー。

 

11日目・留萌

ゆるゆるの旅行記で、写真も車から撮ったへなちょこな内容ばかりなのですが、お付き合いください。

旭川から留萌までは1時間30分くらい。

海のない旭川から「深川」「秩父別」などを通過する。お米など、北海道の特産物がたくさんとれるエリア。

その近くにはひまわり畑で有名な「北竜町」もある。

少しずつ風力発電のプロペラ(っていうのかな)が見えてくる。

日本海が近いことが分かる。

海にやってきました!

母はこの「渋い」「何もない」「シックな」風景がカッコよくて大好きだなんだそう。

何一つ装飾のない、だだっ広い風景。

壮大で静か。

カッコいいって思うの、分かる気がする。

 

留萌〜小平町の漁港

漁港エリアに着いた。

ここは観光地でもなんでもなく、ほんとにただの「漁港の人たちが働く場」なので、邪魔にならないようにさーっと通り過ぎる。

小平町の販売エリアへ。

主に業者向けの業務だけれど、一般の方にも販売している(時期や、購入の量によるのかな?)。

母が慣れた感じで帆立を大量に購入。

後日私たちもいただいたけど、これがめちゃんこおいしい!

これは後日の、東京の我が家。

時々送ってもらうので、私も貝から身をはずすのがが少しずつ慣れてきた。

身と貝ひもに分け、それぞれジップロックに入れて冷凍保存する。

貝ひもは、バター焼きなどにするとおいしい。

とってもローカルでうら寂しい(失礼だろうか)街の雰囲気を見ていたら、NHKの朝ドラあまちゃんを思い出した。
おそらくこういう世界に主人公のアキちゃんがやってきて、ユイちゃんと共にご当地アイドルになって町おこしをするのだ。

あまちゃんの漁協にいそうな人たちもいるし(長内ご夫婦のような…)、そういえば先ほどホタテを売っていた人も夏ばっぱのように見えてくる。

 

東京の暮らしに疲れていたアキちゃんには、この「何もなくて雄大な自然でカッコいい」ローカルな風景は心に刺さり、元気を取り戻して行ったのだろう。

逆にこのようなローカルなエリアだと、春子のいきなりの家出当然の上京は目立っただろうし小さな町でも噂になっただろうな。

リアルな海の町に来ると、なんだか生々しくイメージできた。

海にありがちな、「捕獲禁止の看板」。

あわびやウニやつぶ、ほっき貝…。宝庫ですね。

看板にもあるタコも時々いただいているけど、ほんとにおいしい。

最近送られてきたタコ。

3kgもあったので、細かく切って冷凍し、家族や知人に贈ったり、友人を自宅に招いて振る舞ったりしております。

 

留萌の「道の駅」

道の駅、そういえば何一つ外観の写真を撮っていないけど、すごくきれいな場所だった。

なんだか垢抜けてて、おしゃれなお土産品やカフェコーナーもあって、地方にはこんなご当地ショップがすごく増えてきたと思う。

今年廃線となった留萌駅の展示が行われていた。

北海道に道の駅はこんなにあるのだそう。

ピンズやステッカーが売られている。

これからはJRの駅ではなく「道の駅」がそういったファンやコレクターの方のお目当てになるのかなあ。

列車の魅力とは、また全然違うかな。

私は道の駅スタンプを押してきました。



道の駅の販売店では、「にしん親子弁当」を購入した。味のしみたにしんと数の子

山菜と錦糸卵が敷き詰められたご飯に、どっちもよく合う。

できたてだった。なんておいしいんだ!!

しかも安かった。

北海道は東京に比べてお安いものが多い。うらやましい!
前までは留萌駅にあったお店が、今は道の駅に移転したのだそう。

作っている方から、直接買える。

その場で食べられるにしんそばなどもおいしそうだ。

このあたりのエリアの手書きの地図がたくさん置いてあった。

こういうのを細かく見るの、大好き。

自身でも作りたくて、仕事にできたらしていきたいジャンルだ…

(何も準備はできていませんが)
掟ポルシェさんが留萌出身だったとは、知らなんだ。

 

さて私はここから、留萌の喫茶店に、一気に3軒巡ります。

1軒は母のおすすめ、

もう2軒はこの地図で発見しました。

 

次回のブログでは喫茶巡りブログを綴りたいと思います。

では!

 

・・・・・てんとてん ten to ten・・・・・

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