フランスの絵本作家&イラストレーターにサラミッダさんという方がいらっしゃり、長きに渡ってとても好きです。
左の、江國香織さん翻訳きっかけで絵本を知ったのが最初だったかも。
やさしく柔らかいタッチなのだけど、絵はけっこうシュール。
そして絵の構成がめちゃくちゃオシャレで、センスがよくて、目が楽しいというか、いつ見てもさまざまな発見があって飽きません。
ひとつひとつがポストカードのように美しいですし、文字なども全部手書きで書かれていたり、空間にはポーンと白いアキがあるかと思えば、すみっこにはちょこちょこいたずら書きのように何かが書き加えられてたり。
計算されているけど計算されすぎてもいない。
緻密だけれど緩やかでもある。
このバランス感覚がたまらなくて、なんだか素朴でシュールな表情や筆使いも良くて、眺めていてほんとうにワクワクするんです…。
これらのマークのようなイラストも素敵。
北海道では美瑛町などで見られる「日本で最も美しい村」マークデザインは、サラミッダさんの絵を参考にしたんじゃないかな〜と勝手に思っています。
↓違うかな〜
きれいなマークですよね。見かけるたびに「いいな〜」と見惚れてます。
サラミッダさんの絵とはちょっと違うか…
フランスで畑仕事をしながら絵を描かれている、という話はずいぶん前に知ったきりで、今はどうしていらっしゃるのか、そもそもご存命なのかなど全くわかっていないのですが、サラミッダさんの絵はほんとうになんだろう、見ていて気持ちがスッと楽になる。
風通しが良くなって、私も根本ではやっぱり自由に楽しく絵を描きたいな〜、ゆるゆると、なんて思ってしまうのだ。
そう思えることはけっこう私にとって大事なポイントで、いっちょまえに煮詰まった時なんかに、サラミッダさんの本を見返したりしています。
これらは私がプロになる前に描いた絵。
この順番でここに載せると、なんだかサラミッダさんに影響を受けているのが伝わるだろうなと思います。
そうでもない？およびでない？笑
会社員時代（デザイナー時代）もこういう絵を使ってデザインをプレゼンする機会があって、大きなお仕事で採用されたこともあるんですよ！
あれは光栄だった。
今逆にできないことのような気がします。
ゆるさを大事にしながらそれをお仕事に繋げるのは、とても難しい。
と言いつつプロになってからも、このタッチを採用してもらったことがありました。
過去絵を気に入ってもらったもの。
ミリペンと水溶性色鉛筆でのイラスト、好きだったなー。
いわさきちひろさんもずっと好きですし、サラミッダさんといい、水彩で描かれたかわいらしい世界が好きなのは、これからもずっと変わらないんだろうな。
最近またサラミッダさんに元気をいただいたので、改めてここに記してみることにしました。
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9月は3連休が立て続けにあり、私は目いっぱい家の掃除や片付けを行いました。
断捨離も少し。
これらに集中すると、思考力が増したり元気が出たり、睡眠がよく取れるようになるとかどうとか。
根拠はハッキリしないですけど、確かにさっぱりとしたし、心の澱のようなものは少し取れたような気がするぞ。
いっときよりも良く眠れているし…（ほんとうによかった）。
割と心の辛さにまで及んでしまっている深刻な肩こりも、毎週整体に行き、少し楽になっているのも眠れるようになった要因かもしれない。
ヨガに加えて筋トレ系のエクササイズも、睡眠には効果があるのかもしれません。
ちなみに最近
何にお金をかけたくて何をかけたくないか
家事の何を頑張ったらよくて、何を「まーいっか！」とするか
など、なぜかいろいろ整理できて、心身がなんだか楽チンになったので、それもまたブログにまとめられたらなあと思います。
ではでは今日もお読みいただきありがとうございました！
marble marble マーブルマーブル
- 東京在住のイラストレーターの日常の記録。
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