本日、今、私は日本武道館から帰ってきました。
「スピッツジャンボリーツアー'23-24 ひみつスタジオ」に行ってきたのでした。
やっぱりスピッツいいね、生音いいね、ライブはいいねという気持ちでほかほかしているので、その気持ちのままブログを綴ってみましょうと思い至り、書き始めているところです。
まず、スピッツは結成して36年経ったとのことで！
それまでここまでひとり欠かさずご健康で良いコンディションをキープしたまま現役でいられること。
そしてすっかりおばさん世代の私も、今も楽しくライブに足を運べていること。
こんなご時世だけど会場は大きなトラブルもなく、何も起きずに、アンコールまで良い2時間半が過ごせたこと。
全部がめっちゃありがたく、それを思う存分噛み締めました。
それだけでまず満足度が100点満点中80点くらい行く気がする。
そしてスピッツの4人（&キーボード他をご担当している5人目のスピッツ・クジヒロコさんも）は、いつも変わらぬクオリティで素晴らしい演奏を届けてくれます。
スピッツの安定感はすごくて、マサムネさんの歌声はキー音も変わらず、ずっと伸びやかです。
“サビは歌わずファンに歌わせる”、“不思議なアレンジになっちゃって原曲から離れすぎている”、などが一度もない。
トークばかりになってしまって時間配分がおかしくなり、プログラムがずれちゃったってこともない。
チームワークやフリートークも毎回いい感じに愉快で、掛け合いも楽しいし、もうちょっと聞いていたい！…って気もするけど、でもスッと曲の世界に戻してくれる。
こういうの聴きたいだろうなっていう歌声と演奏を届けてくれますし、程よく懐かしい曲も披露してくれます。
ここから先はライブ内容のネタバレがあるので、お気をつけてください。
今回は有名なところでいうと
・涙がキラリ⭐︎
・チェリー
・楓
他にも
・サンシャイン（アルバム「空の飛び方」）
・僕の天使マリ（アルバム「惑星のかけら」）
などをやってくれました。
あとはライブでぶち上がるお馴染みのセットリスト
・8823（アルバム「ハヤブサ」）
・俺のすべて（アルバム「花鳥風月」）
・けもの道（アルバム「三日月ロック」）
なども。
タンバリンのマサムネさん、ぴょんぴょん跳ねる田村さんを今回も堪能できて満足です。
・甘ったれクリーチャー（アルバム「スーベニア」）
もかっこよかったな。
ファンの人気曲では
・夜を駆ける
・醒めない
かっこよかったな！！夜を駆けるは、少しだけ曲のテンポを変えてたな。
ドラマチックでよかった。
私が好きな曲では
・みなと
が聴けてよかったです。
〜からの「楓」という流れだったので、泣いてしまったわ。
昨年発売されたニューアルバム「ひみつスタジオ」の曲がいちばん多かったですが
・i-O（修理のうた）
・未来未来
は、ライブ会場で聴くことで、曲の魅力の新たな発見がありました。未来未来は転調が楽しかったし、i-Oは切なさがあった。
演奏の魅力で曲の印象が変わるのも楽しいです。
・跳べ
・紫の夜を越えて
が大好きなので、また聴けて嬉しい。
辛いときにたくさん聴いてたので、少し懐かしかったです。
そのほか、エピソード箇条書き
- 最初、ギターのテツヤさんだけステージに出てきて他のメンバーが出てこないという…静寂の「ザ・テツヤタイム」が長めにありました。笑 後ほどのフリートークで、田村さんと崎山さんが付けるイヤホンを逆にしてたとかで、時間がかかっちゃったんだって。笑 引き止めようにもテツヤさんはせっかちで（ご自身談）、気づかず先に出てきちゃったんだって。「俺ひとりで時間を繋ぐにも持ち歌はオバケのロックバンドしかないしさあ」って言ってて、会場が笑い声に包まれていました。
- 意外にもスピッツは武道館に立つようになったのが10年前くらいからなんだそう。へえ！ で、今回も久々だったので予習だって言って武道館ライブの映像を探したけど、たまたま見たのが「TOKIO」「矢沢永吉」だったそうで…。僕も長瀬くんのつもりで今日は…ってマサムネさんが話して笑いが起きてましたね。矢沢永吉さんはずっと先輩だけど、声も動きも今もなおすごいそうで、素晴らしくて、これからもスピッツもそんなふうに頑張りたいって言ってて会場に拍手が起きてました。そうだったらファンは嬉しいなあ。
- 珍しくっていうかお試しでって感じで、マサムネさんがオラついた煽りをしてました。笑「おいお前ら、もっと盛り上がれ！」みたいな。会場もスピッツメンバーもマサムネさんも笑ってましたが。
- ベースの田村さんは「今この会場で俺がいちばん楽しんでいるってはっきりと言えるよ！」って言ってて、それがファンには嬉しかったです。楽しすぎて「けもの道」はあんまり演奏できてないって言ってて笑、マサムネさんに「演奏しろよ！笑」って言われてました。
- マサムネさんの「チェリー」の替え歌（ゆずの曲や新しい学校のリーダーズの曲を、メロディはオリジナル・歌詞はチェリーで歌うというもの）が愉快でした。藤井風の「きらり」もちょっと聴けたし。マサムネさん楽しそうだったな。笑 昨日はそうやって楽しんでたら次の曲にミスがあったそうな〜。「だから昨日も間違えるんだよ！？」ってテツヤさんに突っ込まれてたな。テツヤさんの合いの手やツッコミは、いつも明るくて優しくて好きだな〜。
- マサムネさんが「会場の二階席の一番高いところにいるあなたに。一番遠いあなたに。届けます」って言ってて、冗談ぽい感じもあったけど、私はかなり遠い席だったので嬉しかったです。あとは「今日ここにいる一人一人、誰が欠けてもこういう雰囲気にはならないので、みなさん生まれてきてくれてありがとう」と言っていて、私は「おい、どうした？どこまでが本気だ？どういうふうに受け止めたら？」と思いつつも、嬉しかったです。
初・武道館でした
これは私の話になるんですが、実は東京で暮らすようになり25年も経ち、やっと武道館ライブというものに行ってきました。
会場は、なんていうか…無骨な、飾り気のない、なんか男くさい雰囲気っていう印象がありました。とてもシンプルで古いコンクリの壁と、青い椅子。天井はきれい。改装したのかな。
私は二階の高い場所の端っこ席で（端っこ席、ちょっとショック…。当選しただけでもすごいことだったんですけどね）一段一段の席が高いので、落ちたら怖いなって思ってました。
マサムネさん曰く、普通の会場よりも客席の顔が奥までよく見えるんだそうですよ。
それを聞いて、より手を振ったり手拍子したりと大きく動いた私でした。笑
（端っこ席も楽しんでいるよー！というのをステージに伝えたかった）
1月の武道館ライブの気温や服装
自分の席が決まっているので、座席の下に脱いだ羽織りやツアーグッズを置いておけました。私はMA-1の中に着ていた冬用ニットは脱ぎ、エコバッグにまとめて椅子の下に。
盗難等の不安はなかったですが、貴重品はポシェットをずっとかけていました。ミニペットボトルもポシェットに。喉があまり強くないので咳になりやすく、抑えるためにたまに飲んでました。
会場内は、寒いことはないけどめっちゃあったかいわけでもない。
スピッツライブはそれほど動かないので汗はあまりかかず。アウターのMA-1と中に薄手長袖インナーでちょうどよかったです。
下はスカートで、中にはタイツと毛糸の腹巻きぱんつ。足元はスニーカー。靴下には「靴下用貼るカイロ」。靴下カイロさえあれば極寒はしのげる。
会場の女性は、スカート派が半数くらいだったような。動きやすい靴であれば、スカート全然ありですよね。
会場の外は寒く、入場〜退場時は人も多く時間がかかるので、手袋をしていてちょうど良いくらいの寒さでした。
会場中では長袖インナーにツアーT、外ではモコモコアウターにしている人も多かったです。
そのほか
客席を監視している会場スタッフさんも近くに立っているわけですが、時間制で入れ替わっていて。いろんな子がいるのね。笑
「俺はあくまでも監視中。ステージは見ないぞ」って感じの子から、がっつりスピッツ見ちゃっている子とか。笑
「チェリー」演奏後に、スッと静かに拍手してる監視スタッフさんを見たぞ。別にアリというか、逆にそういうものなのかも知れないけど。
歌を聴きながら視界に入るもんだから、まあまあ観察してしまいました。集中しなさいな、私。
一つ後悔しているのが、中央席から一度会場全体を見たらよかった。
ステージのセットももっと見えただろうし、あの大きな日本の国旗も見れただろうし。「ザ・武道館の会場だー！！」っていうのをもっと味わったらよかったな。
あ、もう一つの後悔が、途中で少しお腹が空いちゃったな。笑 19時スタートで17:30には九段下駅にいたので、食べるタイミングを見つけられなかった。
座席に着いてから始まるまでって案外時間が空くので、廊下でおにぎりの一つでも食べたらよかったな。
客層は40〜50代がいちばん多いように感じました。男性の年輩の方も多め。
と思ったら20代くらいの子たちも。
コナンの主題歌が昨年ヒットしてて、ファン層がまた増えたかな。
という感じで…。
駆け足といいながら1時間30分かけて振り返ってしまいました。
まだまだ余韻の中。
ツアーはあと少し残っているみたいですが、本当にすごい量のライブを長い期間ありがとう、お疲れ様スピッツ、という気持ちです。
あと6公演！
みんな元気？大丈夫？って会場のみんなに話しかけてたマサムネさんは、その後に「スピッツのみんなは？肩や腰は？」って聞いてました。笑
ねー、ほんと。元気で長く続けられるといいですね。
それだけで奇跡。
また行けたらいいなー。
幸運にも2回連続でライブチケットが当たりましたが次はどうなるか。
では、ここまでお読みいただいた方がいたらありがとうございました。
・・・・・てんとてん ten to ten・・・・・
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